餅は餅屋に | POM-C-ISM ~松木円宏のブログ~

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俳優・松木円宏の個人ブログ。
日々、この広い世界に小さな足跡を残していくのです。

朝に髪を切って、昼から稽古。
13時入りすると今日なんかは終わりが23時半とかだったから、10時間以上スタジオにいたことになる。
終わって外に出た後に、自分が思ってた以上にボロボロに疲れている理由がわかる気がする。
出演シーンが多いこともあるけど、稽古が始まるとそれぐらいあっという間に感じたり。

そう言えば、集中稽古に入って飲みに行くということがない。
普段からほとんど飲みがない現場だけど、この時期は本当にない。
まぁ終わりの時間が終電ギリギリだったりもするからそれも当然なんだけど、何というか…

通常稽古終わりに飲みに行って何だかんだ芝居の話をすることが多い。
先輩がいれば後輩にダメ出し。
それも悪くないと思うし、それで随分助かってきてたような気がしないでもないような…まぁ今となってはわからないけど、うん、それらやはり当時の財産で。
でも、この現場で良いと感じるのは、俳優に俳優の仕事を託しているところ。
演出以外の誰かが、正確には演出もだけど、自分の感性を変に押し付けることもなく、ただ俳優が、演出から投げられてきたボールをどう拾って、また投げるかみたいな、そしてそれを各自がどう舞台に乗せるかみたいな、そんなやり取りがベースだったりして、演出もその人が舞台で「生きる」アイデアを出すから、だから各役をそれぞれの俳優がやる意味があるような気がしたりもする。
人を見るってことが少しわかった気がする。

どんな風に仕上がっているのか、是非楽しみにしていてください◎



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