模索迷いがあった。脚本を書いたとき、同時に頭の中で登場人物が出していた音がある。稽古場で役者の出してくる音と、大きく違っていたりする。俳優としての自由と、演出としての制約。その二つの狭間で大きく揺れていた。帰りに演助と打ち合わせしながら、少し演出の方向性が見えてきた気がする。世界観があるなら貫き通すべき。その制約の先の自由を俳優に最大限発揮してもらう。結局その場の空気を創れるのは俳優なのだと自分は思っているから。iPhoneからの投稿