今テレビで「池上彰戦争を考える、特攻とは何だったか」をやっている。先程から見ているが、この番組では戦争を考えていない。戦争を考える時、その中心課題は、一般論なら「何故戦争になるのか」「戦争を避けるにはどうすべきだったか」「戦争が避けられない時には、どうすれば負けずにすむか」「負ける戦争に巻き込まれたのなら、講和を如何に有利にするか」などであるべきである。
 
対象が太平洋戦争なら、それらのテーマを具体的に考えるべきである。つまり、日華事変というターニングポイントで、日本に何が欠けていたかが重要である。しかし、この番組では単に戦争の悲惨な場面を見せて、人を恐怖に陥れているだけである。これでは戦争について何もわからない。非常に愚かな番組である。池上さんの知性を考えると、要するに反日敎育をしたいだけのようである。
 
現在のタイミングなら、戦争を考えるスペシャルを放送するのなら、如何にして北朝鮮の脅威から逃れるべきかを放送すべきである。明日にも、日本が第二次朝鮮戦争に巻き込まれる可能性がある時に、何を下らない放送をしているのか。
 
先日の北朝鮮高官の発表にあった、「島根、広島、高知の上空を経てグアムから30-40km離れた公海にミサイルを打ち込む準備をしている」という表現の裏に何があるのか、それを考えるべきである。国民が十分考えて、日本政府に何らかの意思を表明すべきである。
 
それが現在、「戦争を考える」という場合のメインなテーマであるべきである。池上は何を考えているのか。
 
北朝鮮のミサイルがグアムに向かって発射された場合、高度的に日本の迎撃は不可能である。もし、米国が迎撃して誠意を見せろと言って来た時、どうするのか難問である。つまり、日本が無駄な攻撃をすれば、その後は北朝鮮の核の脅威に曝される。その言葉を無視すれば、サンデーモーニングで岡本行夫氏が言っていたように、日米安保体制が崩壊する可能性がある。
 
しかし、もし米国が不可能な迎撃をしろと強硬に言うのなら、上記「島根、広島、高知」という不可解な言葉の挿入は、米国と北朝鮮の合作の可能性があると思う。その点について熟考すべきであると私は思う。

追加:9:30
1) 今気がついたらNHKでは、731部隊の生物兵器開発の場面をやっている。池上氏の番組より遥かに酷い内容である。研究者向けのビデオなら、このような番組はあり得るが、一般向けに放送すべき内容ではない。つまり、手術や屠殺の場面を一般人に放送してみせることなど、考えられないのと同様の理由である。この件、武田さんが非難しておられ、それに同意する旨のコメントを書いた。NHKは反日分子が放送局を牛耳っているらしいので、総務省が監督官庁なら、早急に解体すべきである。何処もかしこも放送局は全て、反日分子に牛耳られているようだ。嘆かわしい。
1)元朝日新聞記者で、リヒャルト・ゾルゲ(コミンテルンのスパイ;ドイツ人)グループの一員だった尾崎秀実が逮捕されたのが、1941年10月15日であった。米国との戦争回避のために日米交渉をしていた近衛文麿が、交渉が暗礁に乗り上げたために総理大臣の職を投げ出したのが、翌日の10月16日(事務的にはゾルゲが検挙された10月18日;半島一利著「昭和史」p164)である。
 
尾崎秀実は総理大臣秘書官であった牛場友彦(補足1)の斡旋で第一次近衛内閣(1937/6/4-1939/1/5)で内閣嘱託となる。その地位は、第二次、第三次近衛内閣(1940/7/22-1941/10/18)まで続く。
 
近衛文麿は何故、突然総理大臣を投げ出したのか? 半島一利さんの上記昭和史には尾崎のことは書かれていない。しかし、本当はこのゾルゲ事件の発覚だったのではないだろうか。(補足2)何故なら、日米戦争を避けるべく駐米日本大使の野村吉三郎を通じて交渉をしていたが、日本側の考えの全てが、尾崎、ゾルゲ、米国のスパイであるハリー・ホワイトを通して、国務長官ハルに筒抜けだったからである。(この話は、近代史研究家の落合道夫氏の動画による。https://www.youtube.com/watch?v=h4UjCTktbrw) 
 
渡辺惣樹氏のフーバー元米国大統領の自伝の解説書「誰が第二次世界大戦を起こしたのか」の中にも、日華事変を終結させることが出来たかもしれない(つまり、日米戦争が避けられたかもしれない)トラウトマン和平工作を、尾崎秀実の工作で近衛文麿が潰してしまったとの記述がある。副島隆彦の「仕組まれた昭和史」の中にも、米国の工作で日華事変が拡大したとの記述がある。 

当時の米国政府内にはソ連のスパイが大勢(数百名)いたことは事実であり、後赤狩り旋風が起こるまでその状態が続く。このハリー・ホワイトが実質的にハルノートを書いたことは、多母神氏の講演でも述べられている通りである。https://matome.naver.jp/odai/2130527430107993901
 
つまり、米国などにあった国際共産主義運動の一環として、中国に共産党政権を実現するため、蒋介石など国民党と日本を戦わせたという筋書きである。この記述は馬渕睦夫氏の「国難の正体」にあったと思う。その作戦で駒として使われたのが、ハリーホワイトであったり尾崎秀実であったりしたのだろう。巨大な陰謀の渦が、米国を中心にして世界に渦巻いていたのだろう。

現在、テレビなどで活躍している米国盲従の外交評論家の人たちは、上記のような陰謀論をまるでインチキ宗教のように毛嫌いし、孫崎享氏や馬渕睦夫氏らという自分たちの先輩までも、落ちぶれ外交評論家のように言う。

そして、現在その最終段階にある朝鮮戦争も、馬渕睦夫氏の本では米国が作った戦争であると書かれている。つまり、マッカーサーによる朝鮮半島を自由主義圏として統一してしまおうという提案を、トルーマン大統領が拒絶したのである。そして、マッカーサーを連合国司令長官の職から解雇した。

どちらが真実なのかは明らかだろう。反日メディアであるテレビなどマスコミに頻繁に出る方が、正統派ぶったインチキである可能性が大きい。 

2)馬渕氏らの本によると、米国の支配層は同じ勢力である。その後戦略は国際共産主義運動ではなく、グローバリズムになっただけである。それらの本質は、国境のない地球国家を目指すものである。オバマ政権までは、米国の戦略はその延長戦上にあった。トランプ政権はそれを180度変更する予定だったが、抵抗が強いようである。つまり、現在の米国に国際共産主義運動はもちろん残ってはいないが、コアを共有するグローバリズムは普遍的である。その時代に作られた考え、その後遺症や破片などは、容易に無くならない。世界で敵なしの状態では尚更である。

先週金曜日に書いたブログで言及したが、北朝鮮がグアムに向けたミサイルに言及する際、何故わざわざ島根、広島、高知の名をあげたのか。これは米国と北朝鮮の合作の可能性もあリえる。つまり、高度の関係で破壊が不可能であっても迎撃ミサイルを日本に撃たせ、北朝鮮の敵国として日本を矢面に立てる戦略である。 

北朝鮮は、同じ民族であり、且つ、親北朝鮮の文在寅が大統領になった韓国を攻撃したくない。しかし、振り上げた拳をそのまま下ろすのでは、金正恩はメンツを潰す。もちろん、米国を真正面から攻撃したのでは北朝鮮が潰れてしまう。そこで、北朝鮮と韓国の共通の敵である日本を攻撃するのである。しかし、日本は朝鮮戦争の当事者ではないので、口実がない。その口実を作るのに、丁度良いのがグアム近くの公海に打ち込むと言ってミサイルを発射し、それを迎撃させるのである。 

一方の米国であるが、米軍はおそらく自衛隊と共同演習などをしているうちに、青山繁晴氏がしばしば言うように、両軍は互いに信頼感をもっているだろう。しかし、米国の支配層には未だに日本に対する嫌な気分が存在するだろう。それは憎しみというより、生理的嫌悪感的な感情の可能性がある。つまり、日本は米国にとって非常に目障りである可能性がある。 

それは、日本が唯一自分の醜さを写す鏡かもしれないからである。日本が存在する限り、毎年8月になると原爆を無防備な都市の無垢な子供や女性までを皆殺しにした、自分たちのナチス以上の人道的犯罪が宣伝される。この感情は、米国人の心の奥底に存在するハードコア(The hard core)だろう。日本は大変な国と戦争をし、その飼い牛になったと思う。 

北朝鮮のミサイルを迎撃すれば、日曜朝のサンデーモーニングで、韓国系の二人の評論家の方々が心配された事態(日本にとって悲劇的な事態)を招くだろう。それに比べて、日本の評論家岡本行夫氏は、届かなくても日本は迎撃すべきだと言っていた。この様な米国の犬的人物(ソフトバンクの宣伝の犬:白洲次郎的な犬)が外務省には大勢いる。彼らのような学校秀才のバカが日本を滅ぼすのだろう。 

米国は多くの渡来人からなる人工的国家である。そのため、多くの民族と人種を持つ人類が、平和的共存を実現するための戦いのフロントである。その意味で、米国に対し尊敬と期待を持つ人は多いだろう。多民族が互いに理解し合うためには、できるだけ情報をオープンにし、個人の自由と民主主義の原則を守ることが必須条件である。 

その正に近代国家(未来国家というべきかも)としての条件を実現しようと、世界で先頭に立って努力している国である。昨日バージニア州であった白人至上主義者とそれに反対する群衆の衝突事件でもわかる様に、米国はその本来人類共通の課題である筈の戦いに対して、日々犠牲も払っている。そのような米国と歪んだ関係しか持てないのは、日本にとって本当に残念なことである。 
(8/14午前編集;これは素人のメモです。適当に読み飛ばしてください。) 


イメージ 1

(これは素人のメモです。適当に読み飛ばしてください。)

補足:
1)実弟は外務事務次官(1967/4/14-1970/7/10)、及び福田赳夫内閣の時に対外経済担当大臣を務めた牛場信彦である。
2)半島一利氏の本では、近衛首相は、ルーズベルト大統領との直接話し合いを希望したが拒絶され、日米和平の試みが消えたと書かれている。


 
ヤフー知恵袋に投稿した回答を元に修正加筆し、北朝鮮問題の覚書を歴史的に記します。
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·    1)北朝鮮が核兵器の開発を開始したのは、米国が朝鮮戦争終結の話し合いに応じなかったからである。現在休戦状態だが、休戦協定の中に外国軍の朝鮮半島から引き上げを記した条項があり、それに違反して(補足1)米軍は韓国に居座った。そして、毎年、朝鮮半島有事にそなえて米韓軍事演習をして北朝鮮に圧力をかけている。(http://tafuo.com/archives/441
 
そこで、核兵器をもって実力をつければ、米国も朝鮮戦争を終わって講和の話し合いに応じるだろうと金日成は考えた。その後を継いだ金正日、金正恩も同じ路線で、核開発を加速度的にすすめているだけである。まるで金正恩を狂犬のように言及する日本のマスコミは、以上の事実にあまり言及しない。
 
北朝鮮は国連に加盟しており、世界の殆どが承認している。米国韓国日本だけが承認していない主な国である。北朝鮮の核兵器開発に対する国連制裁も、大量破壊兵器を持つのは常任理事国だけだという勝手な理屈を前提にしているだけである。(補足2)
 
米国は何故、朝鮮戦争を終結しないのか?それは東アジアに楔を打ち込み、それが抜けないように監視するためだと思う。つまり、朝鮮戦争は、米軍を韓国と日本に駐留させる根拠である。
 
何故そのようなことを米国は考えるのか? それは、東アジアが将来の米国の脅威となると考えているからだと思う。米国が避けたいのは、日本、中国、朝鮮が団結することである。(補足3)それを避けるべく、中国と日本の間、日本と韓国の間に夫々楔(くさび)を打ち込んでいる。日本と韓国との間の楔は、反日の李承晩を韓国の初代大統領にすることで作られた。李承晩は、徹底的に反日宣伝を国民に向けて行った。
 
ニクソンとキッシンジャーが中国との関係改善に動いた時、田中角栄は素早く日中国交回復を成し遂げた。それをキッシンジャーが「ジャップの裏切り者め」と悔しがったという話を聞く。http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_he/a6fhe650.html そのキッシンジャーが、トランプ政権の外交アドヴァイザーとして居ることに注意が必要である。
 
米国が日本に対して恐怖を持っているなんて、何を馬鹿なと言う人が殆どだろう。しかし、その感覚は未だ米国一般民からなくなっていない。そのあたりは、元米国海兵隊員のマックス・フォン・シューラー氏の「「太平洋戦争」アメリカに嵌められた日本」に書かれている。そして何よりも、キッシンジャーやクリントンが親近感を持っている(補足4)中国は、経済大国となりいまや米国の第一の脅威でもある。
 
そして、日本がまともな国家になれば厄介なので、日本のまともな政治家はことごとく失脚させている。(補足5)その結果、吉田茂以下の米国盲従派が日本の与党となっている。尚、日本の官僚は米国従属主義である。それは官僚たちの利益に叶うからである。それについては田中宇さんの記事を読んで貰いたい。http://tanakanews.com/160511trump.htm (最後の2文節)
 
2)朝鮮人民軍の金絡謙戦略軍司令官は「朝鮮人民軍が発射する『火星12』は日本の島根県、広島県、高知県の上空を通過する。そしてミサイルはグアム沖30─40キロの海域に着弾する」と発言した。わざわざ「日本の島根、広島、高知の上空を通過する」と言ったのはなぜか。それを分析しなければならないと思う。
 
差し当たり二つの解釈が頭に浮かんだ。一つ目:日本に対する警告であり、事態が急変しないように米国へ働きかけることを催促する意味がある。二つ目:米国に対して日本に集団的自衛権の行使という形で迎撃を要求する根拠を明確にするためかもしれない。
 
一つ目の解釈であるが、私は北朝鮮の脅しが有る無しにかかわらず、日本は米国に対して朝鮮戦争の終結と講和条約締結を勧めるべきであると思う。北朝鮮が日本の地名をあげて計画を発表したのは、それを日本に進言(依頼)したとも取れる。講和条約と国家承認の後、北朝鮮と韓国は何らかの形(多分連邦制の合併)で合併するするだろう。そして、合併後に核兵器の廃棄を前提に、米軍は韓国から撤退すべきだ。その話は、既に日本を除いた国々の間で出来上がっているかもしれない。(韓国、北朝鮮、中国、米国)
 
それが現実なら、北朝鮮だけが考えた作戦でないだろう。既に、キッシンジャーの弟子である元国連大使のJohn Boltonらがノルウェーで北朝鮮関係者とこの4月ごろ会見しているという。その際のネットワークで、キッシンジャーらが立案した可能性もある。
 
後者の場合を以下考えて見る。
朝鮮戦争には日本は無関係である。しかし、文在寅政権になって、北朝鮮に融和的になり、何れ朝鮮半島は統一するだろう。従って、北朝鮮は“米国一味”に対して攻撃をする場合でも、韓国への攻撃はやりたくない。そのために、日本を今回の敵国にしたいのだ。それが日本上空を通ってグアム公海にミサイルを打ち込むという作戦であると思う。
 
日本は米国の要請に従って迎撃するだろう。しかし、公海上にミサイル発射実験した場合、それを撃ち落とすのは国際法違反である。(昨日の記事にも書いた)従って、ミサイルを日本海で撃ち落とした瞬間に、日本は北朝鮮の明確な敵になる。そこで、北朝鮮の攻撃は韓国ではなく、日本に向かうことになる。キッシンジャーやクリントンが憎む日本(補足4)に制裁を加える良い機会となる可能性が高い。

最後に今日配信され、先ほどみた西村幸祐氏の動画を紹介したい。戦前も今も、日本の敵は同じだという内容である。その敵とは米国の国際資本の影響下にあったコミンテルンとその影響下にあった人たちである。現在の北朝鮮問題も同じ日本の敵の工作である可能性大であると思う。https://www.youtube.com/watch?v=mRK2iInrF1k
 
補足:
1)朝鮮戦争を戦ったのは国連軍である。しかし、韓国に駐留したのは米国軍である。米国は、一旦国連軍は解体された段階で、休戦協定に記載の条項は実行されたというだろう。尚、中国人民軍は休戦協定に従って半島から引き上げている。
2)その背景にある五大国の了解事項は、日本やドイツに核兵器を持たさないことだろう。尚、国家の存立危機事態では、核拡散防止条約から脱退することが可能である。従って、北朝鮮の核開発が違法かどうかは議論を要すると思う。
3)つまり、大日本帝国が描いたプランである、大東亜共栄圏構想が実現しては、米国の覇権は無くなる可能性が高くなる。
4)クリントン財団やキッシンジャーの財団などの中国関連の稼ぎについては、ネットに多く存在する。
5)孫崎亨(元外務省)著「アメリカに潰された政治家たち」参照。