最近、私は朝起きて最初に見るのが、及川幸久氏のBreaking news である。情報の確かさ、分析と論理展開の正確さなど抜群であると思う。(補足1)

 

今朝も、及川版Breaking newsを見て、深く納得したのだが、それを要約し自分の短いコメントを後ろに付け加えて紹介したい。今日のテーマは、この24日開催された日中韓首脳会議の主要議題でもあったRCEPについてであった。(補足2)RCEPは日本に不要であるという趣旨の話である。https://www.youtube.com/watch?v=Y1t3oPPBmRM

 

RCEP (Resional Comprehensive Economic Partnership)は、二階俊博が2006に提唱した東アジアEPAから始まったという。オセアニア、インド、東アジアの国々の間の自由貿易協定である。現在の加盟国は、ASEAN諸国に、日中韓、オーストラリア、ニュージーランドとインドを加えた国々である。

 

TPPとの大きな違いとして、及川氏は中国を含む点と規定が緩いことであると解説する。内容は一般の自由貿易協定と同じで、関税を無くすこと、サービス分野の規制緩和や投資障壁の除外、国を跨いだ広域のサプライチェーンの実現、通関コストの大幅な低減などである。

 

元々インド、オーストラリア、ニュージーランドはやる気があまり無い。中でも、インドのモディ政権はRCEPから抜けると言っている。その理由は、安い中国製品の流入で多くの失業者が出るからだという。インドが抜ければ、完全に中国主導の協定になってしまう。

 

TPPも、一般の自由貿易協定と同じく締結が大変だった。その日本における反対論の根拠は、米国の安い農産物が輸入され日本の農業に打撃になるからである。しかし、RCEPに関しては、中国の安く安全性が米国産以上に疑わしい農産物や工業製品が無関税で輸入される危険性があっても、マスコミは沈黙しているし、国民運動にもなっていない。何故なのか?

 

RCEPを締結したら、中国が米国の同盟国である日本、韓国、豪州と自由貿易協定を結んだことになる。それは政治的にも大きな問題を将来抱えることになるだろう。及川氏は更に、中国や韓国は、現在日本と最も関係が悪い国である。RCEP締結は、敵に塩を贈ることになるではないのかと言う。全く同感である。

 

私は、コメント欄に以下の文をかいた。

 

控えめに言っておられますが、すぐに連想するのは大中華圏構想です。その片棒を二階氏が担いでいるように見えます。類似した協定としてTPPをあげておられますが、中国が目指すのは、EU連合のアジア版だと思います。そう考えれば、危険きわまりない。安倍氏は、そこから、インド太平洋構想という言葉を思いついたのでしょうが、何とか安倍氏から政権を取り上げるべき時期だと思います。

 

このように安倍氏は、昨年10月以来、非常に中国寄りの姿勢を強めている。それを、憲法改正に対して中国から大反対運動が起こるのを防止するためだと分析する人もいる。私も嘗てそのようにかんがえたことがあった。しかし、それは全くの間違いである。

 

何故なら、主権国家が、自衛戦争をする権利は自然権であり、どこの国も反対できないからである。敢然と、その反対運動に立ち向かうことができなければ、そもそも最初から自衛権を放棄した事大主義の国であることを認めることであり、憲法改正を主張するのは自己矛盾である。

 

安倍氏や二階氏が、あの李氏朝鮮のような事大主義に徹するつもりなら、彼らはまさに売国奴である。彼らを頂点に戴く自由民主党は売国奴集団であるということになる。

 

補足:

 

1)昨日紹介した武田邦彦氏の動画の対局にあると言える。因みに、及川氏のBreaking Newsの次に毎日見るようにしている動画は、妙佛 DEEP MAXである。二人とも、海外在住で金融関連の仕事に従事していた方々である。金の動きを見ていた人の分析の方が、人を見てきた人の分析より確かである。元外交官という人たちは、諜報関係でなければ、海外在住の時に見てきたのは、本当の人の姿かどうかも怪しい。

 

2)先日の日中韓首脳会談でもRCEPへ向けた積極姿勢が再確認された。https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019122401002680.html

 

 

中部大の武田氏が、youtube動画においてデタラメ発言を繰り返し、知人である政治評論家などへ悪影響を及ぼしている。元名古屋大教授や東大卒の肩書に物を言わせて、ネット上でデタラメをばらまいているのだが、本当のことや流石理系の先生と思わせることも混ざっているので、非常に誤解を招きやすい。例えば、以下の動画を参照してほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=xu3iZRPURds

 

上記動画では、石油はいくらでもあるとか、(地球)温暖化など全然しない、タバコ吸っても肺がんにならないなどと言って憚らない。(1:30まで)低価格(現在の価格)の石油でも、現在のペースで消費して10万年持つといっている。無茶苦茶である。

 

「地球は誕生のとき、大気の95%は二酸化炭素だった」「地球の生命は皆炭素ですから、炭素がなくなった時生命は絶滅する」「現在、大気中のCO2濃度は0.04%だが、恐竜時代の1%位にまで戻したほうが良い」など。(3:40)

 

恐竜のいた中生代は気温が今より10度前後高かったと言われていることなど、お構いなしである。

http://park.looktour.net/national-park-info/%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%89%B5%E4%B8%96%E7%89%A9%E8%AA%9E/%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%8F%B2%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%9F%E7%94%9F%E7%89%A9%E3%80%81%E6%81%90%E7%AB%9C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

 

低炭素化社会をつくるという東京都の方針の非科学的な言葉表現を真似て、人も食料も炭素で出来ているという始末。「XXで出来ている」と「XXを含んでいる」の違いなど全く無視している。(5:00)

 

そこで、以下のようなコメントを書いた。

 

武田さんの言うことは、全くいい加減である。石油はいくらでもあるとか、(地球)温暖化など全然しない、タバコ吸っても肺がんにならないなどと言って憚らない。CO2濃度増による温暖化は嘘だという説を信じて、政治評論家の藤井厳喜さんや馬渕睦夫さんまで、そのように言いだしている。非常に悪い影響を周りに与えている。武田さんは、もう家に戻って老後を楽しく過ごす方が良い。

 

温暖化の件だが、恐竜時代にはCO2が1%あった。それくらいに戻さないといけないと言い出す始末。恐竜の時代には気温が今より10−15度高かったと言われている。(http://park.looktour.net/national-park-info/の地球奇跡の惑星の項に移ると、その中に恐竜の話がある。)それをもし指摘したら、10度−15度の温暖化など丁度良いというのだろう。

 

補足: 

馬渕睦夫氏のCO2による温暖化を否定する動画:https://www.youtube.com/watch?v=B4KBo4zW1ew&t=1031s 藤井厳喜氏のCO2による温暖化を否定する動画:  https://www.youtube.com/watch?v=XSb2xrQVl9A&lc=z224wdf5kvqxjlxkyacdp433dix0rzobrrui1xtr02xw03c010c.1577259117982107

 

この記事は、あまりにもくだらないので、1−2日で削除の予定。

 

追補:コメントが付いたことから、それほどくだらないこともないようなので、しばらく残します。(12・29)

 

日本の安倍総理は四川省の中心成都市で3ヵ国の首脳会議に出席した。朝日新聞の報道を少し引用する。https://www.asahi.com/articles/photo/AS20191224001377.html

 

安倍晋三首相は24日、中国・成都で中国の李克強(リーコーチアン)首相、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と日中韓首脳会談を行った。日中韓協力や北朝鮮情勢といった地域・国際情勢について議論する。首脳会談に先立ち、3カ国の経済界が集う「日中韓ビジネスサミット」も開かれた。

 

 

この日中韓首脳会議は、3カ国が持ち回りで開催する。アジア通貨危機を機に1997年から始まった「ASEAN+3」(東南アジア諸国連合の枠組みで開かれた日中韓首脳会議)より独立する形で2008年から始まった。麻生首相の時に第一回が日本で開かれたのである。漢字もろくに読めない麻生という無知な政治家が、どうせ何処かの国の誰かに乗せられたのだろう。(補足1)

 

日本と韓国からは国のトップが、中国からはNo2が出席する。元々、経済の安定を主眼に開かれたので、中国の国務院総理がその部分で実権を握っている場合、それで良いようにも思える。しかし、現在は国際的な外交問題も話し合っている。

 

今回も、北朝鮮問題などが議題になっている。北朝鮮問題の鍵は中国の習近平主席が持っているにも拘らずにである。サミット終了後の記者発表で李首相は、北朝鮮の非核化をめぐる問題について「対話と交渉が朝鮮半島の問題を解決するための唯一の有効な方法だとの認識で一致した」と述べたと、産経新聞が伝えている。

https://www.sankei.com/world/news/191224/wor1912240013-n1.html

 

この日中韓サミットは、私には大中華圏の地域担当者会議に見える。大中華圏のトップとして習近平は北京にふんぞり返っている。昨年から大中華圏入りの姿勢を示している安倍総理には、ふさわしい会議だろうが、日本国民の一人としてはこのような会議は作るべきでは無かったと思う。私には、麻生太郎は祖父の吉田茂とともに、売国奴に見える。

 

現在の中国を想定した大中華圏構想に日本は参加すべきではない。中国の傘下に入れば、日本人全てがウイグル人のように、或いは、それ以下の境遇になるだろうと私は考える。

 

以下は、収容所で強制労働させられている外国人が、こっそりと販売用のクリスマスカードの一枚に助けを求める文を書き、英国で販売されたものである。

 

https://www.bbc.com/japanese/50889026

 

現在、かなりの数の日本人も同様の境遇に居る。尖閣問題も益々深刻になっており、日中間には日本にとって致命的な未来が横たわっている。

 

それでも尚、文在寅が帰国したのち安倍総理だけが中国に残り、今日李克強首相から四川省遺跡の観光案内を受けるという。来年の習近平の国賓としての来日を成功させたい中国側の思惑があるとメディアは分析する。安倍総理は、そんなことをしている場合か?

 

人権も論理も国際慣習も無視する、宗教を持たない国を相手に出来るのは、米国やロシアなどの軍事強国しかない。そのロシアも中央アジアで勢力を増している中国に神経質になっているという。

https://foreignpolicy.com/2019/12/23/china-russia-central-asia-competition/?utm_source=PostUp&utm_medium=email&utm_campaign=18854&utm_term=Editor#39;s%20Picks%20OC

 

世界から警戒される中国に、日本の安倍政権が深く取り込まれる可能性が非常に高くなってきた。そのように感じる。

 

補足:

 

1)漢字もろくに読めなくても総理大臣になれる国。そして、それが国民にバレても、副総理になれる国が日本である。https://www.j-cast.com/2008/11/21030808.html?p=all