ヤフーブログから引っ越して3年になる。読者も入れ替わっているので、以前書いた記事の中から“お勧め”を紹介することにしました。今回は、一国民による自民党は解党要求である。これは2017年11月に投稿したものである。

 

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1955年二つの政党の合併により自由民主党が立党された。その時の国民への約束として定められた政策目標が自民党の政綱である。

 

その第6項目に、「独立体制の整備」がある。

平和主義、民主主義および基本的人権尊重の原則を堅持しつつ、現行憲法の自主的改正をはかり、また占領諸法制を再検討し、国情に即してこれが改廃を行う。世界の平和と国家の独立及び国民の自由を保護するため、集団安全保障体制の下、国力と国情に相応した自衛軍備を整え、駐留外国軍隊の撤退に備える。

 

佐藤健志氏は、改訂後の日米安保条約には、どちらか一方が解消の意思を示してから一年後、安保条約は消滅することを考え、遅きに失した感があるものの、その準備、つまり駐留外国軍隊の撤退に急ぎ備えるべきであると言って居る。

 

しかし、62年前から憲法改正と自衛軍保持を国家の必須要件と考えてきた政党が、そして、ほとんどの時間を与党として日本政治に君臨してきた自民党が、なぜその国民に対する約束を守らなかったのか? 

 

もし国民の同意など得られそうにないというのなら、そして、その政綱が尚正しい方向だと思うのなら、一旦解党して自分たちの国民を説得する能力の無さ、無能さを恥じて、政治家をやめるべきではないのか。 

 

高校や大学の授業でも、教師が本当に理解できていないことは、生徒に伝えられない。しかし、教師が本当に理解しているのなら、解説の方法を何通りか変えることでなんとか伝達できるものである。 

 

つまり、自民党の政治家が、政綱の上記項目について62年間かかっても国民の理解を得られないとしたら、それは借りものの言葉を並べ立てて、政綱なるものにつくり上げたからであり、その本当の意味をかれら自民党議員も理解していないのだ。 

 

その程度の国会議員からなる政党なら、62年間幻の政策を看板にしてきた大罪を、解党と政治家の辞任という形で償うべきである。 

 

自前の立派な毛布を手配しているという空約束のリーダーを信じて、国民は借り物の毛布で長期間暖をとってきた。そのため、その毛布が借り物だったことも、外の寒さがどの程度であるかということも、今や判らなくなって居るのだ。 

 

一旦裸になって、幾らかの凍死者をだしても、外の空気に触れるべきかもしれない。それを大寒波の来る前にやっておけば、自前の毛布を手配するべきだという空気が湧き上がり、ふさわしいリーダーがその中で選ばれるだろう。

冷戦期の米国務長官(ニクソン&フォード政権時)だったヘンリー・キッシンジャー氏が今年のダボス会議で表題のような驚くべき発言を行った:

 

ウクライナはロシア支配地域の割譲という代価を支払ってもロシアとの和平を進めるべきである

https://www.youtube.com/watch?v=sC5GNKNkEr4(補足1)

 

 

そして:

思考の上だけの話では境界線を戦争前の現状に戻るべきだろう。 それを超えて戦争を追求することは、ウクライナの自由ではなくロシアに対する新たな戦争である。(補足2)

Ideally, the dividing line should be a return to the status quo ante. Pursuing the war beyond that point would not be about the freedom of Ukraine, but a new war against Russia itself.

 

この発言を紹介したあと、このCBN Liveの動画の司会者は、解説者として招いた「The Spectator(英国の雑誌)」の副編集長Freddy Gray氏に、「キッシンジャーのこの発言は重要ですか?」と聞いた。

 

F. Gray氏は、以下のように話をした。(前半部分のみ簡略化して引用します。)

キッシンジャーはヨーロッパにおける力の均衡の重要性をよく理解している人である。」「ヨーロッパ諸国政府の間で明らかにこのような大きな話が進んでいる。つまり、もしロシアが熟考の上で撤退したのなら、彼らを罰すべきなのかどうかなどである。

 

鷹派の英国は「プーチンにこの件で対価を与えるべきではない」と反対するだろうが、当事者双方が戦争を止めたくないとしても、この戦争をやめさせるべきだとしたら、その英国の主張は間違っている。つまりヨーロッパでの国境の安定(つまり力のバランス)を考えた場合、ウクライナは中立であるべきである。キッシンジャーはこのようなことを言っているのであり、かなり良い考えであると思う。

 

あのキッシンジャーがダボスでこのような話をしていることに驚き、更に、英国の雑誌編集者米国のメジャーなテレビ局が運営するサイトで、このような現実的な話をしていることにも驚く。

 

もちろん常識的な話なのだが、グローバリストの国の、その中心に居た人物キッシンジャーによる発言だったので驚いたのが一つ。それを米国の会社の運営サイトで英国の雑誌編集者が、この件の話の中核部分を彼らの母国での政府と完全に独立して話ができていることに驚いたのがもう一つの理由である。この情況下でも英米では(日本と違って)言論の自由が存在したのだ。

 

日本のテレビ局やそれらが運営するネット動画等で全くこの種のまともな話が聞けないのは、日本が米国の一部の思想に完全支配された全体主義の国だからだろう。なお、「ウクライナは中立をまもるべきだった」は、私の本ブログサイトでの一環した主張でもある。(補足3)

 

補足:

 

1)このキッシンジャーの発言を知ったのは、「ニューヨークサバイバル」の動画を視聴した時です。https://www.youtube.com/watch?v=mMsK8G8j95Q

 

2)戦争前の現状とは、クリミヤとドンパス地域(ミンスク合意の時に自治を与えるべきとされた地域)をロシアが領有するということになる。

 

3)「ゼレンスキーはウクライナの地政学的運命を受け入れ、NATO非加盟を宣言すべき」

https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12730387626.html (36日)

「ウクライナの件:ウクライナは武装中立の立場をとるべきだった:」

https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12728559999.html (224日)

 

 

 

 

米国は従来、台湾は中国の一部であるとの姿勢をとってきた。それはニクソンの米中国交回復の時から維持されてきた。その米国の台湾政策の根幹を述べた米国国務省のホームページ内の文書が変更されたようだと、幸福実現党の釈量子氏がyoutubeで流していた。

 

 

ところが、国務省HPを今朝見たところ、以下のように従来通りの文言が見つかった:In the Joint Communique, the U.S. recognized the Government of the People's Republic of China as the sole legal government of China, acknowledging the Chinese position that there is but one China and Taiwan is part of China. 

 

翻訳:合同声明では、米国は中華人民共和国政府を中国の唯一正当な政府として認識し、中国は1つで台湾はその一部であるという中国の立場を確認した。

 

そこで、釈量子氏の動画サイトに、以上の英文本文を引用し、もう一度確認をお願いしますとコメントした。おそらく米国国務省は、中国への一定の効果を確認後文章を元に戻した可能性が高い。

 

そのようにここで紹介する理由は、幸福実現党の釈量子氏(参議院選に立候補が予定されている)の動画サイトは信頼性がたかいことと、中国が台湾へ進攻する準備をしている可能性が高くなっているとの報道が他の動画でなされたことである。

 

その報道とは、中国関連のニュースでやはり定評がある大紀元ニュース(法輪功関係)のものである。それによると、広東省軍の戦前動員に関する上層部の秘密会議の録音がネット上で公開されたというのである。

 

 

その会議では、先ず幹部の一人が中国共産党の国家動員令と国務院そして中央軍事委員会の戦時体制移行についての主旨を伝え、その次に広東省軍区司令員から、平時から戦時への移行措置が提案された。

 

そして、会議は一万トン級のロールオン/オフ船(フェリーのように戦車などを積み込める船)の兵器システムを整備など、具体的な内容に及んでいる。南シナ海、台湾海峡で米国をターゲットとして狙っていることが明らかであるという。

 

直ちに台湾侵攻が始まるわけでは無いというが、緊迫した情況であることが伝わってくる。独自に確認出来ないが、日本の安全に関係深く非常に重大なので本ブログでも紹介することにした。

(以上)(14時15分前半部分全面的に編集)