訳者による前書:
昨日の記事につづいて翻訳を記載します。なお、Korea及びKoreanの訳は全て朝鮮及び朝鮮人、South Koreaの訳は韓国とします。感想及びコメントは、翻訳が終わった後に記載します。表題を朴裕河さんのブログとしましたが、それは元の記事が「"Comfort Women of the Empire" by Professor Park Yuha」だからです。朴裕河さんが書かれた「帝国の慰安婦」にある意見よりは相当日本の保守系の意見に近いと思います。ブログの主のハンドルネームはkorean institute of historyです。=以下昨日の続き=
 

Japan-South Korea Treaty of 1965
(日韓基本条約と日韓請求権並びに経済協力協定)

 
日韓基本条約の交渉中、日本政府は被害者補償の確認をしたいので、韓国政府に個人補償の特定と基本条約からの分離を要求したが、韓国政府はそれを断り、完全な補償として8億ドル(現在の100億ドル以上)を市民に代わって受け取り、全てをインフラ整備に使った。従って、韓国政府が追加の補償を日本に要求し続ける根拠はない。(注:韓国被害者らは最近韓国政府を800万ドルは彼らのためであると訴訟をおこなった。)
 

Kono Statement in 1993
(河野談話)

 
河野談話はいくらかの朝鮮慰安婦は強制されたことを認めた。しかし、それは日本軍による強制だとは認めていない。ある人たちはもし朝鮮人慰安婦が朝鮮人業者により強制されたのなら、何故日本政府が河野談話という形で謝らなければならないのかと疑問を呈するだろう。そうだ、日本軍の中国と東南アジアに対する侵略が慰安婦を必要としたのだ。だから、日本軍が朝鮮人婦人に慰安婦を強制しなくても、慰安所を運営しなくても、婦人たちの苦しみに対して部分的な責任を負うのだ。
 

Asian Women's Fund
(アジア女性基金)

 
アジア女性基金は1995年に日本政府により設立された。補償金は日本首相の個人的お詫びの手紙とともに手渡された。朝鮮(この場合は韓国)婦人の立場からは、日韓基本条約により個人の請求権が(国内のものとして)解決された後にも、日本政府が韓国の元慰安婦の方々に好意的な姿勢としてアジア基金を用意したのである。
 
皮肉なことに韓国以外の国々は、アジア女性基金からの補償金を受取り、和解した。(注:韓国政府と韓国慰安婦はアジア女性基金の補償金を受け取ることに賛成であったが、反日過激派の挺対協はこの件を反日プロパガンダに使い続けるために、韓国慰安婦を受けないように脅した。そのような事情で殆どの韓国人慰安婦は日本の謝罪と補償を受けることができなかった。)
 

Why has it been so difficult to resolve thisissue only with South Korea?
(何故韓国との間だけ、慰安婦問題の解決がそれほど難しいのか?)

 
挺対協は謝罪と補償が法的なものではないという根拠で、アジア女性基金に反対した。しかし、1965年の日韓基本条約等で個人補償は全て法的に解決済であることを考えると、アジア女性基金は日本政府が出来るベストなことであった。挺対協は北朝鮮と大変近い関係を持っている。リーダーの夫を含め何人かのメンバーが北朝鮮のスパイとして逮捕された。
 
挺対協がアジア女性基金に反対するのは、慰安婦の件を日本と韓国の和解をブロックに使うためであった。挺対協は1992年以来、毎週ソールの日本大使館前で「水曜抗議」を開催している。
 
反日活動家“挺対協”(軍の性奴隷として徴用された婦人のための韓国委員会)と北朝鮮の関係:
 

Yun Mi-Hyang(Chairwoman)2013年に北朝鮮のために働いているとして調査された。

Kim Sam-Suk (YunMi-Hyangの夫) 1993年に北朝鮮のスパイとして逮捕

Kim Eun-Ju (KimSam-Sukの姉妹)1993年に北朝鮮のスパイとして逮捕

Choi Gi-Yong (Kim Eun-Juの夫) 2006年に北朝鮮スパイとして逮捕
Lee Seok-Gi (挺対協メンバー) 2013年に北朝鮮スパイとして逮捕
 

World's view
(世界はどう見ているのか)

 
日本の謝罪と補償を受け入れて和解する代わりに、挺対協と米国の関係者は元朝鮮人慰安婦(現在90代)を世界各国を連れ回って見せつけることで訴えた。そして、クマラスワミ報告などの国連の報告や米国下院121号議決などは、北朝鮮と緊密に連携した反日活動家の提供した資料に基いて出された。(挺対協の指導による嘘の証言など)
 
西側諸国のメディアや学者は反日活動家のプロパガンダに陥落して、”20万人の朝鮮人婦人が日本軍により強制的に拉致された”と信じている。明らかにこの世界の見方は事実に基づいていない。確かに日本兵はオランダ人とフィリピン人をインドネシアとフィリピンの戦場で脅して連れ去った。しかし、朝鮮の婦人は日本軍に強制的に慰安婦にされたわけではない。何故なら、朝鮮半島は戦場ではなく、日本兵はわずかであり大多数の警察官は朝鮮人であったからである。
 
日本は謝罪し償いをおこなった。そしてオランダとインドネシア、そしてフィリピンは日本の謝罪を受け入れ日本と和解した。したがって、これらの国々と日本の間に慰安婦問題は存在しない。
 
慰安婦問題は韓国との間だけ残っている。それは挺対協が日本との和解を拒否し、嘘の主張——20万人婦人が日本軍によって慰安婦に強制されたーを世界中で続けているからである。
 
挺対協は韓国における非常に強力な活動グループであり、それに逆らえば韓国の政治家は殺すと脅されている。韓国政府はこの問題が解決されるためには、とにかく挺対協と距離をとらなければならない。結局、挺対協は元朝鮮人慰安婦の福祉などには関心がないのである。その目的は日本の信用を落とすことであり、日本と韓国の和解を邪魔することである。
 
 

Empires and comfort women
(帝国と慰安婦)

 
ヨーロッパの強国や日本により過去に帝国が作られたように、米国は世界中に軍事基地を置いている。そして、米軍基地がおかれているところはどこであれ、米国軍関係者に性を提供する女性たちがいる。ベトナムやイラクなどへの米国軍の介入は、現地の人々特に女性を苦しめることに疑いはない。米国が日本批判決議を出し続け、慰安婦像が米国で建ち続けるのは、むしろ皮肉的である。
 
日本は帝国主義(中国や東南アジアへの侵略)が慰安婦の需要を作ったため部分的に有罪である。しかし、韓国の物語(日本軍が戸口に来て若い朝鮮人女性を誘拐した)のようなことは起こらなかった。朝鮮人ビジネスマン(慰安所所有者)がその需要を目標に投資し、朝鮮人婦人を募集し、慰安所を運営して、たくさんのお金をもうけた。日本は自分の部分については謝罪した。韓国はその共謀をみとめ、日本から更に多くの謝罪を求めるべきではない。
 
 
注釈5
 
下の写真は朝鮮人慰安婦がどの程度のお金を稼いだかを示す例
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左側の注釈:Moon Ok-juさんは、ビルマで2年3ヶ月(1943/6~1945/9)働いた。そして、合計26145円の貯蓄を軍の郵便局に残した。(日本の郵便局は銀行の役割を果たす)利息を入れると、彼女は慰安婦という仕事で50000円稼いだことになる。1940年代の東京では、一軒の家を買うには5000円で十分だった。
 
注釈6
 
下の写真は1939831日の東亜日報(朝鮮の新聞)の記事コピーである。そこには“100人の朝鮮人女性が朝鮮人慰安所経営者のエージェントによりらちされたが、日本警察により救助された”と記載している。この種の報告は何十とある。類似記事のコピーは以下のサイト参照:http://scholarsinenglish.blogspot.jp/2014/10/korean-newspaper-articles-from-1930s.html
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注釈7
下の写真は日本軍から慰安所運営者に送付された命令書のコピーである。そこには、“意思に反して婦女子を集めてはならない。自分の意思を確認して募集せよ。”と書かれている。吉見義明教授(かれはよく知られた共産主義者で、北朝鮮と緊密な関係がある)は日本軍が強制的に慰安婦を集めた証拠として、間違って説明した。
吉見氏は他の学者の指摘により、日本のメディアに自分が間違っていると認めたが、西洋のメディアには決してそれをしなかった。 2007年の記事のニューヨークタイムズは、日本軍が韓国の女性を強制したという証拠として、彼の最初の説明を用いた。 多くの学者がNYTに記事の取り下げを要求しているが、NYTはこれを拒否している。
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注釈8:            
 
下の写真は朝鮮の新聞、京郷新聞19776/6号の記事である。そこには、第二次大戦中に朝鮮人慰安所オーナーが何十人という朝鮮人慰安婦をパプアニューギニアのラバウルに日本兵へ性サービス提供のために輸送した。韓国の慰安所オーナーが韓国の女性を募集し、慰安所を運営していたのは1970年代まで韓国ではよく知られていたが、韓国人はその考えに異議を唱えていない。
その後1980年代になって、日本の朝日新聞が日本軍が朝鮮人女性を拉致して慰安婦にしたと非難する偽記事を掲載した。北朝鮮と緊密な関係を築いている韓国の共産主義者は、これが日本の名誉を汚し、日韓の和解を阻止する絶好の機会だと思った。 そこで、彼らは1990年に反日ロビーの挺対協を結成し、世界中に慰安婦の嘘を広めるようになった。
彼らの戦略は、低いランクの日本兵の犯罪である、少数のオランダ人女性とフィリピン人女性に慰安婦を強制した例を使用して、同じことが数万人の韓国人女性に起こったように見せることだった。 彼らは証拠がなかったので、韓国の元慰安婦に偽証させた。
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注釈9:          
 
反日活動家グループの挺対協(軍性奴隷として徴用された女性のための韓国委員会)と北朝鮮の関係
既に本文に記載があるので省略(翻訳者注:ブログ執筆者のミスだろう)
 
注釈10:           
 
韓国政府は1960 年代のベトナム戦争に参加した兵士のため、及び1960年代及び1970年代に韓国駐留の米軍のために、慰安婦システムを設立した。
韓国の活動家による頑強なロビー活動の結果、米国で多くの慰安婦像が建てられた。 活動家らは、戦争中に権利が侵害された全ての女性のためのものであり、反日志向を意味しないと主張している。しかし、この彫像は日本軍を非難するだけで、韓国軍の女性に対する残虐行為には言及していない。
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以上で翻訳版を終わります。次回にこのレビューを書く予定です。