【必】小細工する器用な人より、不器用で誠実な人が信用をえる
韓非子の記事を書くと読者さんの数が3人減ると書きましたが、
前回はなんと二人増えました(嬉)
回数を重ねるごとに理解していただける方が増えることを
楽しみに今回も性悪説をもとにした、クールな処世術を
ホットに現代にJUMP アップデート!!
▼こんな誠実な教えもある韓非子の教え
今回はこちらの言葉をご紹介させていただきます。
漢語ですがわかりやすく噛み砕きますので、最後までおつきあいください。
【巧詐(こうさ)は拙誠(せつせい)に如かず】
いってみれば、いろいろ機転を利かしたり
器用に立ち振る舞うことよりも、
不器用でも誠実なことのほうが勝っているということです。
韓非子はこれを過去の出来事を例に出してプレゼンしていきます。
昔、魏の王様の文候という人が楽羊(がくよう)という将軍に
中山という国を攻めるように命令し、攻撃しました。
でも中山には楽羊(がくよう)の息子がいて、
中山の王様は怒って、楽羊(がくよう)の息子を
殺してスープにして楽羊(がくよう)に送り付けました。
漢語は結構こういう残酷な話がバンバンでてきますが、
ここでひかないでくださいね。
ここで楽羊(がくよう)はこのスープを何事もないように飲んで、
自分は王様の命令を受けて息子を殺されてしまったが、
そんなことはなんともない、いうことをアピールしました。
それを聞いて魏の王様ははじめは、
楽羊(がくよう)はたいした奴だと褒め称えましたが、
後に自分の息子が殺されてスープにされても飲み干すなんて
どんな奴の肉でも食べかねないとんでも無い奴だと
逆に信頼を失ってしましました。
次に韓非子はまったく逆の例え話をもってきます。
魯(ろ)の重臣孟孫(もうそん)は狩に行って小鹿を捕まえ、
秦西巴(しんせいは)に命令して持って帰らせました。
でも捕らえた小鹿の母鹿が泣いて悲しんでいるので、かわいそうになって
その小鹿を逃がしてしまいます。
それを聞いた孟孫(もうそん)は激怒して秦西巴(しんせいは)を
追放していまいます。
それでも三ヵ月後に孟孫(もうそん)は秦西巴(しんせいは)を
国に呼び戻し、自分の子供の子守役に任命しました。
追放した者をどうして自分の子供の子守役をさせるのですが
と聞く部下に孟孫(もうそん)はこう答えました。
「小鹿にさえ情をかけた男だ。きっと我が子にも情をかけてくれるだろう。」
▼会社でもこんなことってありませんか?
会社でもこういった事って結構あると思うんです。
いますよね。
やたらといろいろとおべんちゃらがうまくて
対して仕事もできないのに、うまく立ちまわることで
一時的に出世している人間や
自分の家族といる時間を犠牲にして会社への忠誠を示すことで
役職についている人間が。
でも自分の一番近い人間を大切にできない人は
きっとどんな人間も大切にできない人ではないのでしょうか。
きっとそういう人は一見周りの人を大切にしているようにみえますが、
それは自分の都合のいいように使うための
表面上の優しさだけでしかありません。
そこはきちんと見極める必要があります。
モンゴル800の歌にこんなキラーフレーズがあります。
ほおら、あなたにとって大事な人ほど
すぐ、側にいるよ。
ただ、あなにだけ届いて欲しい響け恋の歌
どれだけ不器用でかっこ悪くとも、
やっぱり自分の家族や親友、恋人という自分に近い人間を
大切にする人はやっぱり信用における人なんですね。
逆にそれを大切にできないような人は
どれだけ器用に振舞うパフォーマンス上手な人間でも
信用はできないのです。
ホットな心を持ちつつ、クールにそのあたりのところは見極めていきたいですね。
そしてやはり、身近な人を犠牲にするなんて馬鹿な考えは
やめて、大切にしていきたいです。

