これは1963年に始まった日本の社会運動。
今なお続いているが、このきっかけになったのは当時の東京大学の総長であった茅誠司氏が、
東京大学の卒業式で「小さな親切」の重要性を訴え、
それが共感を呼び、その年の6月に「小さな親切」運動本部が設立されたもの。
最近はあまり聞かないが、当時は一大ブームになった。
親切と言えば、1970年代にヒットした山上たつひこ氏の漫画に『がきデカ』というのがあった。
「こまわりくん」という名で呼ばれる小学生の少年が主人公のギャグ漫画。

「八丈島のきょん」「死刑!」「アフリカ象が好き」などのギャグがウケた。
わが記憶に残っているそんな一つが、
アノ顔を下げて、「親切の押し売りにやってきた」というもの。
「親切」は、時、状況、人によって「押し売り」とも受けとられる場合もある。
この辺りが山上たつひこ流の一つのジョークとも言える。
人間、絶望の淵に立った時には、慰めの言葉がいいのか?
あるいは、あたらずさわらず、そっとしておくのがいいのか?という問題もある。
『変身』で知られるフランツ・カフカは、絶望の作家とも言われている。
その彼が愛した女性・フェリーツェに書いた手紙の一節に、
「未来に向かって歩くことは、ボクにはできない。
未来に向かってつまずくこと、これはできる。
いちばんうまくできることは...倒れたままでいること」
いかにもカフカらしい言葉である。
絶望の中にいる人は、時には、「倒れたまま」でそっとして欲しいと思う。
苦しみの中にドップり浸るのが心の癒しになるのかも知れない。
そんな感傷的なところに、突如「こまわり君」が現れ、
「親切の押し売りにやってきたのだ!」
こうなると、ひたすら迷惑千万。
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