BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館 -14ページ目

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

初夢は、1月1日の夜から翌日にかけて見る夢のことを言うらしい。
元日に、うたた寝で夢をみても、それは初夢と呼ばない。
あくまでも1月1日から2日にかけて見る夢を初夢と言うのだと、
厳格を好む古い友人が語っていた。
そんなことは、その友人からしか聞いたことはない。

夢は神秘的なもの。「夢」と言えば、
19世紀のフランスの小説家・ネルヴァル(Gérard de Nerval) が思い浮かんでくる。
彼の小説に『オーレリア、あるいは夢と人生』と題する作品がある。


この書き出し部分は「夢は第2の人生である(”Le Rêve est une seconde vie”)」
という言葉から始まる。
印象的な言葉。
その文に続いて、「我々を不可能の世界から解き放つ象牙の扉をくぐるとき、
戦慄を覚えずにはいられなかった」と出てくる。
この文を、わかりやすく言えば、
「不可能が存在しない夢の世界に入っていくとき、何とも言えぬ身震いが襲ってきた」。
その身震いは、不快というより快感らしい。

そんな快感を届けてくれる初夢を見たいもの。
今夜、枕の下には、宝船の絵と回文。
「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」
これで万端。

いい「初夢」が見られそうだ。ただ、夢は忘れるもの。
覚えていれば、だが...。

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<了>

新年あけましておめでとうございます。
皆様にとって良い年となることを願っております。

お正月の風物詩の一つは『百人一首』。
この撰者は藤原定家ただ一人。
ここに収められた歌は、決して秀歌ばかりではない。
「春」「夏」「秋」「冬」がある程度均等になるように配慮したり、
「言葉の類似」や「対になる歌」などを組み合わせて構成している。
その当時、本来選ばれてしかるべき人物であるが、
定家が個人的に嫌った人物を排除したり、
思いを寄せる女性と自身の歌が対になる歌を撰んだりしている。
その時代、評価されていなかった歌人が選ばれていたりと、
そこは、藤原定家のいわゆる「独断と偏見」。
同時代の人たちには、好評よりは不満も渦巻いていたに違いない。

さらに、選定の方法を探ってみると、男性と女性の構成比は、79対21。
封建時代にしては、女性が健闘しているということもできる。
男性は公家がほとんどを占めて、一般人はほとんど居ない。
男性の中には、僧侶が12名。
この百人一首の読み札を使った遊び「坊主めくり」をすれば、
もう一枚取れる「お姫様」の比率の方が高いハズだが、
やっていると坊主の札の方がやけに多いような気になる。
その悪役を担っているのが蝉丸。
蝉丸

本人に罪はないが、書かれた顔つきが憎々しげにも見える。
また、一般的にもよく使われる「ケリをつける」という表現は『百人一首』
から来ているという話がある。
歌の最後、詠嘆の「けり」がついている歌は全部で八首。
その一つ、100番目の歌は順徳院の歌、
「ももしきや 古き軒端のしのぶにも なほ余りある 昔なりけり」
すなわち、これが『百人一首』最後の歌。

「けり」がついている。

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<了>

今日は、大晦日。
時の経つのが早いというのをよく耳にするが、この日が来ると特にそう思う。
そんなのは共通する感覚なのか、『枕草子』にも、そのような共通する錯覚、「近うて遠きもの」を集めたものが書かれている。
それは、161段。
「近うて遠きもの」として挙げられているところを抜粋すると、
「宮のまへの祭り。思はぬ はらから、親族(しぞく) の仲。
鞍馬のつづらをりといふ道。十二月のつごもりの日、正月のついたちの日のほど」とある。
すなわち、上記4項目。
百人一首の清少納言は顔が出ていない

あげた4項目の一つ一つを分析すると、
「宮のまへの祭り」は、正月と十二月の最初の午(=うま) の日に行われていた祭り。
「思はぬ」として出てくるこの言葉は「親しく思わない」の意味。
そんな険悪な関係にある兄弟姉妹や親族のこと。
そして、「つづらをりの道」。これは幾重にも折り曲がった坂道。
最後の「十二月のつごもりの日、正月のついたちの日」は、
「大晦日から元旦までの間」。
すなわち、大晦日の一日のこと。
この日は、お正月を迎えるために準備や掃除に、おおわらわ。
長い一日になるのは、清少納言の時代からということになる。
こればかりは、いつの時代も避けられない。

また、その次の段は、逆に、「遠くて近きもの」を集めた段。
そこに挙げられているのは、「極楽。舟の道。人の仲」
極楽すなわちアノ世は、遠い世界だと思っていたが、意外に近い。
あっという間にやってくる。
当方も、ウカウカしてはおれぬ。
そして、帆掛け船も、のんびり走っているようだが意外にも早い。

また、男女の仲も意外に近いものらしいが、
果たして如何に...。

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<了>