日本語版では「大いに語る」という言葉が付けられたタイトルになっているが、
原題は "Napoleon" のみ。
ドイツ人のフリードリヒ・ジーブルク(Friedrich Sieburg)が、1956年に発表したもの。
これは、ナポレオンの対話形式の本で、文豪・ゲーテやプロイセン王妃、オーストリア宰相など、
当時の著名人たちと語り合った内容が収められている。

ナポレオンといえば、コルシカ島の一地方貴族の生まれで、
コルシカ訛りのフランス語を話す小柄な男が地方の一兵卒から、
才覚一つで皇帝へとその道を歩んで行った奇跡的な歩みを残している。
フランス人にとって、ナポレオンは今でも英雄である。
彼のたぐい稀な才覚は数々あるが、中でも人を見抜く力、これが優れていた。
それを感じさせるのは医師に対する目利き。
その箇所を抜粋すると、
「私は一度も診断を誤らなかった医師を一人だけ知っている。その名はデュボワ。
彼は病気の全てを把握していた。ところが処方箋を一度も書かなかった。
とは言え、治療を曖昧な偶然に任せなかった」とある。
どんな名医かというところだが、そのデュボワ博士が病について語った言葉に、
「ペシミストは、胃の悪い人間だ。
人は自分の哲学を変えたいと思ったなら胃を治さなければならないのではなく、
胃を治したいのなら哲学を変えなければならない。」
なんとも人を食ったような言い回しだが、要は心と身体が密接な関係にあり、
ほとんどの病は、その心を変えることによって変わることができるという説を掲げていた。
ナポレオンは、デュボワ博士から学んだこととして、
「もし敵の強さを知ったなら、不必要な兵力を使うのではなく、すぐさま退却する。」
実際は、その退却が遅く、ナポレオンが敗退することになる。
このデュボワ博士の言葉を借りるならば、
「身体に悪いところがあるならば、まず、哲学を変えよ。
それが無理なら身体が良くなることは、さっさと諦めろ」
すなわち、
「身体を良くしたいなら哲学を変えよ」
ということか。
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