エアコンの無い夏の教室は地獄だー! | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

フランスで高校封鎖が激化している。
教育環境の改善を求める高校生らの抗議活動がパリを端にフランス全土に広がっているようだ。


これで思い起こすのは、我らが時代。
当時、高校紛争というものがあった。
我が、かつての友人は、高校内でバリケード封鎖を挙行した。
その主張は、高校環境の改善を謳ったもの。
ただ、追い詰められバリケードを解くにあたっての要求は「処分なし」。
つまり、停学、放校、罰金、逮捕などの処分は、一切しないということ。
実際、それでバリケードが取り払われ、学内の平常化が図られたという顛末。
とんだ、迷惑行為となって終焉。
大学紛争の影響を受けた行為として片づけられた。
その後入った大学は、まだ大学紛争の影響が残っていて、
校門前の教室のいくつかは、反対学生の拠点としてバリケード封鎖されたままだった。
それが思い出されてきた。

おもに訴えているのは「不条理(absurde)」というもの。
これは、アルベール・カミュの『シーシュポスの神話』の中心をなす言葉。
(カタカナ風に発音をするとアプシュルド)
この意味としては、理にかなわぬ、不合理である、として使われる。
「不条理」をA・ビアスの『悪魔の辞典』で引いてみると、
「自分自身の見解と明らかに両立せぬ言説ないし信念」と出てくる。


この言葉を噛み砕けば、”人の考えと自分の考えが違うことがある。
その相手の考えと自分の考えが違った場合、発する言葉がこの「不条理」という言葉”
ということらしい。
そこから察すれば、ビアス流に簡単に言ってしまえば
「不条理は、独断的で身勝手」となる。
このフランスの高校封鎖、なかなか収束が見えず、五千人の逮捕者まで出ているという。

あの時代にヒットした、
ユーミンの『いちご白書をもう一度』の曲が耳の底に響いている。

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<了>