これは西洋の数学ではなく日本古来の算定方法。
江戸時代の数学者・関 孝和(せき たかかず)は、その和算の大家とされる。
和算と聞いてすぐにピンとくる人もおありでしょうが、
ほとんどの方が「なんじゃ、そりゃ?」というところだと推察。
和算の一つが、「つるかめ算」や「旅人算」「植木算」であると聞くと、
段々と思い浮かんでこられるに違いない。
いわば、中学受験などでよく使われる算定方法の問題こそ「和算」を起源とするもの。
加減乗除のみを使って高等数学を解くという荒ワザ。
これは、思考力が要求されるが、元々は「算術」などとも呼ばれるもの。
テレビ番組の「平成教育委員会」でよく出題されていたのが、この中学受験の問題。
並み居る優秀なセンセイを悩ませたあの問題である。
その起源となる和算の大家・関孝和が生きていた1680年代には、
円周率の小数点以下11桁までしっかり計算していた。
この精度は、当時の西洋数学者も及ばなかったというから、恐れ入りやのコンコンチキ(^^;)
今日は、この「円周率」のことでお誘いがあった。
お誘いの主(ヌシ)は、近くにある大学の数学の准教授。
数学の面白さを世に伝えたいと考えている武者(むさ)。
今回、彼が企画したのが「π(パイ)の世界」。

すなわち円周率から数学の面白さを伝えたいというもの。
この企画は、彼の単独の催しではなく、自らのものを紹介したい、という意識の人たちが集結して、いわば、大道で行なう文化祭のようなもの。
そこに出展したようだ。
准教授は、その会場に大道芸人のように現れて、一枚の大きな模造シートのようなものを広げて、
壁に貼っていった。そのシートには、数字が、ぎっしりと書かれている。

この数字こそ「π(パイ)の世界」。
3.14の小数点以下2万桁の数字が並んでいる。
その数字の中から、自身の誕生日を見つけ出そうというもの。
例えば、1月1日生まれなら、0101と連なっているものを探し出し、
自らを誇示するように丸で囲み、自らの名前を書こうというもの。
企画に乗って、探し出そうとするが、コレがなかなか、、、
ところが奇特な人は居るもの。
誕生日の数字を見つけ出し、歓声を上げる若者たちがいた。

こちらは数字の羅列にクラクラ...(@π@)
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