それは、祭りのあと症候群ですな。 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

夏の夜空に、ひとつふたつと流れ星を見ることがある。
今宵などは、ペルセウス座流星群が現れる日とも言われている。
ただ、流れ星と言えば、不吉な象徴とされることが多い。
『三国志』の中に諸葛孔明の陣営に三度、赤く大きな流星があらわれるのを見て
諸葛孔明が自らの死を察知するというのがある。
また、アンデルセンの童話『マッチ売りの少女』の中で、少女の祖母が
「流れ星は誰かの命が消えようとしていることを意味しているの」
と回想するシーンがある。

そんな不吉な象徴でもある流れ星だが、宇宙現象で言えば、宇宙に漂っている重さ数ミリグラムの砂粒が、地球の引力にひかれ、大気圏に突入することによって起こる現象。

一方、流れ星が流れている間に三度願い事を唱えれば、願い事が叶うという話もある。
とてもではないが、いつ出るともわからない流れ星が出るやいなや、
三度の願い事を唱えるなどは、どう考えても至難の業。

歳時記の世界では、流れ星の季語は秋だという。
見上げれば、もはや、どこか秋の雰囲気が漂ってくる。
そして、台風が飛来する季節ともなった。

星飛んで あとは淋しき 野分かな (正岡子規)

オリンピックが終わり、「あとは淋しき」という気持ちになる。


その一方で、台風 (野分) のニュースも流れている。
地震の知らせもある。

あとは淋しき、とは言ってられない。

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<了>