俺はマカロンのほうが好きやな。 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

首相を経験するとやってみたい一つに「解散総選挙」があるという。
議会を解散すると待ち受けているものは、完全に負けられない戦い。
まずは、党首として先頭に立って党員に対して政策を再び訴える。
負けられない戦いとして、熱い支援と協力を訴え、国民に対してその意義を訴える。
こうなってこそ国民から支持される首相そのものとなる。
「解散」は、憧れだが、支持を集められない体たらくな首相は、それを避けたい。

今、そういったことで熱いのは、フランス。
フランスのマクロン大統領は、この度、下院議会を解散した。
この大統領に対する支持は、かなり低い。
その低い支持の大統領が「男気」を出して解散。
これに対する国民評価は「無謀」だが、この「男気」は、ちょっとばかり空気を変えた。
「やるやんマクロン!」
という、声も聞かれるほどになった。

彼の所属政党は、中道右派。
現在、勢いがあるのは、ルペン氏率いる極右政党(RN)。
第2番目の勢力は、メランション氏率いる極左政党(LFI)。
それに比べれば、マクロン大統領の支持はかなり低いが、
敢えて行なった解散が、選挙戦に入って功を奏している部分もある。

「飛んで火に入る夏の虫」という言葉がある。
これは、敢えて危険に飛び込んで、ひどい目にあう事をいう。
マクロン大統領の「解散」もそのようにも見られる行動でもある。

この「飛んで火に入る夏の虫」の中国での意味は、日本とは、ニュアンスがちょっと違い、
「ムダな苦労は、しない方が身のためだ」の意味で使われている。

どちらにしろ、結果は吉と出ない予想もあるが、この「男気」は買われている。
その結果や如何に?
フランスは、今、オリンピック以上に選挙で湧き立っている。

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<了>