「一助」って、おいくらですか? | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

援助を申し出る時に、控えめな言葉として「一助 (いちじょ) となれば幸いです」
という表現がある。
この「一助」という表現は、かなり古くからある言葉らしく、
中国の殷の時代には、もうすでに租税法制度の用語として使われていたようだ。
ただ、それは、実際の租税を低くするために考案されたもの。

当時の平野部は広いため、まず、農地を正方形の土地を九つに分け、
それを八軒の人たちに分配する。
中央部にある一区画を八軒で助け合って耕し、この部分が租税となる制度。
これを「九中一助」と呼び、
その部分だけは、共同で耕すので人々の負担も小さくて済む。
そういったところから、ほんの少しの援助のことをこれにあやかって慣用的に
「一助」と表現するようになった。

2025年には大阪万国博が開催される。
経済の一助となるだろうか?
万博と言えば、1970年に大阪で開催されてより55年。
あの頃がふと蘇る。
我が知人のスウェーデン人は、その頃の日本にやってきていた。
最近ひょんなことで知り合い、
話してみると、当時、同じ大学に在籍していたということで意気投合し、
先日、その彼から当時の写真が送られてきた。
あの頃の大学前
学内外ではこんなことが

写真には、「一助となれば」という言葉が添えられていた。

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<了>