雑草 食って生きてますぅ〜 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

かつて流行した言葉に「地域一番店」などというものがある。
同じ業種のライバルに打ち勝って地域で一番となること。
これによって、さらに人々が集まる良い循環の店舗となる、ということなのだろう。
これを謳うコマーシャルなどもよく流れていた。
競争激化する業界のナンバーワンでなければ生き残れない、とか、
常にチャレンジしなければ生き残れない、とも言われるような厳しい現実がある。
そのため、鎬(しのぎ)を削り合うといったこともよくある話。
それによる弊害も多い。
教育現場としては、競争よりも着実に身につける教育。
すなわち「ゆとり」を持った教育や「競争をあおらない」教育を目指したいところだろう。
だけども、のんびりした教育をして生き残れるほど、今の世の中は甘くない。
日頃の切磋琢磨が勝利をもたらす、そんなものだろう。

シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』の一節。
ブルータスがローマの将軍シセロのことを語るくだりに、
「あいつは、他人の言い出したことについてくるような人間ではない」
(He will never follow anything that other men begin.)と出てくる。
すなわち、人に追随する人間ではなく、
「歩いたあとが道になる人」ということらしい。
ジョブスもそのような人だった。
ビル・ゲイツもジョブスも大学教育を否定して創造的なIT世界で
冠たる人物となった。
教育を否定して、大成するというのも皮肉っぽい気がする。
どちらにしても、信じるところを歩けば、道ができていたというところだろう。

ふと、自身を振り返ってみれば、ビル・ゲイツやジョブスとほぼ同年代。
同じように独立独歩の道を歩んだつもりだったが、
その業界でのトップでもなければ、地域で一番と誇るようなこともない。
歩いたあとは雑草がぼうぼう...だが、、、
それが何か?

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<了>