シャンシャン!っとパンダの手打ち | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

日本人は会議が苦手と言われている。
国際舞台でも、雄弁に語る姿を見たことがない。
日本人そのものが言葉を使わない文化をDNAの中に継承しているのか?と思えてくる。
とにかく、演説やプレゼンなど、堂々と、そして丁々発止に意見を言うなどまるで遠い世界。
会議といえば、意見を言うことなくサイレント。
そして、全体のコンセンサスを図り、マジョリティーに流れていくことで決着がつく。
わざわざ一堂に会さなくても良いと思ったりもする。
日本では、会議を開くより、密室での談合の方がスムーズにことが運ぶ。
社会で行なわれている会議は、あらかじめ文書で決定事項の確認があったり、
会議は、単に決定事項の追認の場。
異論があれば、責任者と個人的に面談したりで意見交換をし、納得した上で参加となる。
会議は議論の場ではない。
ムラの寄り合いの延長のようなところがある。
手ハズ通り、ムラ役のご機嫌をとって、シャンシャンで手打ち。
コレで全てがうまくいく。
日本の構図はこんなところ。

先頃まで捜査されていた東京オリンピックの収賄疑惑事件は、まさにこの構図そのもの。
イベントの最高位にあるムラ役は電通。
そのご機嫌をとって、割り振っていけば、全てシャンシャンでコトが進む。
世間の誰もが、実のところ、この構図を知っている。
実際に、電通を含む6社が収賄を認めたとして一応の終結を見た。
まだまだ、一面だが。

多くの人は、困ったと考えている。
「えっ、ムラ役の『電通』無くして、コレから日本で国際イベントが開けるの?」
それほどまでに、切っても切れないほどになっている。

世界標準になるためには「根本的」に、体制を変えなければ、、、
というところである。
変えるべき「根本」は、意見をぶつけ合う会議か?

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<了>