「死」のイメージが人を魅きつけるか「罪」のイメージか? そりゃ「罪」だ | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「死」のイメージを忍び込ませるとアルコール類はよく売れる。
こんなジンクスがあるようだ。
かつてビールと言えば瓶ビールという時代だった頃は、
圧倒的にキリンビールが売れていた。
アサヒビールでもなく、サッポロビールでもなく、
苦味のキツい、麒麟ラガーがかなりのシェアを占めていた。
わが、物心ついた頃にはすでに存在し、父親はそれを定番としていた。
ただ、気になっていたのはラベル。
動物園にいるキリンではなく、伝説の動物である麒麟が描かれていた。
その絵が持つ雰囲気、描かれた表情も子供心に「死」のイメージを感じ取った。
(余談だが、あのラベルの絵をよくみると描かれた線の所々に「キリン」の文字が潜んで書かれていた。)

キリンラガービール

缶の時代になり、アサヒDRYのシルバーカラーは「死」のイメージがあるとも言える。
ウィスキーで言えば、「オールド・パー」など、死のイメージが漂っていると感じる。
ただ、我が意見とすれば「死」のイメージより、
「罪」のイメージを織り込む方が、人の興味を惹く。
「罪」はどこか、人を惹く力を持っている。

19世紀の初頭のイングランドの詩人・バイロンは、
「『罪』を怖れのうちに愛する者の『愛』は大いなるかな」という言葉を残している。
これをもう少し噛み砕いて分析すると、
『罪』を怖れ、その怖れる心を持ってして自らの『罪』を愛すること。
これこそがゾクゾクするような『愛』となる、ということらしい。

フランスの作家スタンダールに『チェンチ一族 ("Les Cenci")』という短編小説がある。
これは、近親相姦を扱った小説だが、そのおどろおどろしい部分より、
ちょっと愉快にさせる記述がある。
「17世紀のイタリアの王女が、ひどく暑い夏の夜、アイスクリームを口にし、
口福の絶頂にありながら、しみじみと言葉を発する。
「これが『罪』にならないなんて本当に残念ですわ」。

「罪」には、人を誘惑してやまないものがありそうだ...


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<了>