エピクロスの「哲学」に ふれながら | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

エピクロスは紀元前3世紀ごろの古代ギリシャの思想家。
彼を称して快楽主義者と呼んだりもするが、
わが感想から言えば、実存哲学の祖は彼にあるように思える。
彼の思考をたどって行くと、まず、「死」のことについて考える。
「死」のことについて考えれば「来世はあるのか?」という問題に突き当たる。
追究したのち彼の下した結論は、「来世の観念を完全に否定」すること。
そうでなければ、人は「死」や「来世」のことばかりを考え、
そこで、空想が空想を呼び、不幸の幻影が繰り返し現れ、死に対する怖れが強くなり、
やがて宗教的な考え方に縋ろうとすることになる。
だけども、それに縋って本当の意味で「死」や「死後の世界」がわかった訳ではなく、
宗教の説く不幸な幻影に束縛されることになる。
それならば、「死」や「死後の世界」などを考えないことがいい。
すなわち、一切無視。

そして、彼の思想として名高いものは、人には3つの欲求があること。
(1)自然で必要な欲求(健康、友情、適宜な衣食住を求める欲求)
(2)自然であるが不必要な欲求(贅沢すぎる生活、大邸宅、豪華な食事)
(3)自然でもなく必要でもない欲求(地位、名声、権力)
人間に必要なのは(1)のみで、それ以外のものは人を混乱に陥れることになる。
それゆえに、世の煩雑な問題や政治問題に関しては徹底的に無関心を決め込む。
その言葉のごとく、彼は煩雑な社会から隔絶し、アテネ郊外に一軒の家を買い、
弟子たちとともに農作業をしたり庭園を作ったりした。
それが「エピクロスの園」と呼ばれるもの。
「幸福であるために隠れて生きよう」
エピクロスが語った言葉がそれだった。

わがブログを書いているのも、幸福であろうとするため。
"Boots Strap" という名称のもとに隠れながら、過分な欲求を放念し、
毎日、ワケの分らぬものを書き、そこに ひそかな幸福を味わっている。
「幸いなるかな人生」といったところだろうか...


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<了>