『モナ・リザ』の盗難事件から100年あまり | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

ネット上のオークションで気軽に売買ができる世の中。
悪知恵を働かせて盗品の古美術品をオークションにかけて売り抜ける、
そんな犯罪が横行しているという。
無住(住職のいない)寺に忍び込んで仏像などを盗み、
それをオークションに出すという方法を使ったりする。
展示している美術品が盗まれるということは、意外に多い。
それで有名なので言えば、『モナ・リザ』の盗難。
起きたのは、1911年のこと。
ルーブルの美術館員として働いていたイタリア人の犯行だった。
それにとどまらず、アメリカでの5件の詐欺事件と妙にリンクしている。
このイタリア人は、監視カメラのなかった時代だから致し方がないのだが、
大胆にも開館時間内に人が少なくなったところを見計らって、
自ら着ていたコートの中に入れて、何食わぬ顔で出て行った。
ほとぼりの冷めるのを待って、イタリアに持ち帰ったが、
売ろうとしていたところから足がつき、お縄となった。
逮捕となったフィレンツエで裁判が行われ、
そこで「これを奪ったのは愛国心から持ち帰ったのだ」と主張。
実際にイタリアでは「なぜ我々の至宝『モナ・リザ』がルーブルにあるんだ?」
という人も少なくない。
その主張が功を奏したのか、刑はわずか1年2ヶ月のみ。
もちろん、『モナ・リザ』はルーブル美術館に返還された。
ただ、この時にアメリカで、とある詐欺師が、
騙されやすそうなアメリカ人のお金持ちにウマイ話を持ちかけた。
「あの返還された『モナ・リザ』は、実は、ニセモノ。
かのイタリア人が隠し持っていた時に、巧みに交換してしまっているのです。
ルーブル美術館に返還された『モナ・リザ』はニセモノで、
ここにある、これこそホンモノ」と言って言葉巧みに複製画を売りつけた。
もちろん明らかな、詐欺事件。
買った本人たちが、鑑定を依頼したために発覚。その数5件。
ただ、これは発覚した数。

それ以外にも、売りつけられた人がおり、その人は誰にも言わないで
「この『モナ・リザ』こそホンモノ!」とほくそ笑みながら、
毎日眺めている蒐集家もいるような気がしてならない。

それは、呑気なお人好し?  
それとも、その『モナ・リザ』こそホンモノ?


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<了>