彼の著書に『東方旅行記』なるものがあり、この著書、
別名「マンデヴィル旅行記」とも呼ばれる。
これには、中東からインド、中国を経てジャワ島などの島嶼の見聞が書かれている。
時代は大航海時代を前にした14世紀の人物。イングランドに生まれたとされる。
”Sir” という呼称があるごとく騎士ということになっているが、
その素性ははっきりしていない。
実際はフランドル地方の医師ジャン・ド・ブルゴーニュではないかという説がある。
一つにはマンデヴィルの遺体はリエージュ近郊のギレルマン教会に埋葬され、
墓碑銘もしっかりあったとされる。
ただ、その墓はフランス革命のあおりでなくなってしまっている。
このジャン・ド・ブルゴーニュは、エジプトで生活していたという記録があるが、
それ以東に向かったという記録はない。
そして、言われていることは、マンデヴィルことジャン・ド・ブルゴーニュは
他の文献を参考にして『東方旅行記』を書いたのではないか?ということ。
この人物が空想で書こうが大した問題ではないが、
実は、コロンブスがこの本の熱烈な愛読者だったという話がある。
机上で適当なウソを並べたことをコロンブスが熱烈なまでにそれを信じて、
スペイン王やポルトガル王に対して西回りの航路を説き、
最終的にスペイン王による援助でそれを果たすことになる。
ただ、到着したのはインドではなく、バハマ諸島。
これが、インドだと信じて疑わなかった。
それもこれもジャン・ド・ブルゴーニュが机上でSF的に書いたウソ『東方旅行記』が
彼をここまで熱狂的にさせたとも言える。
この書がなければ、彼をしてこのような大航海に至る道を選ばせなかったとも言える。
逆にいえば、ウソが生み出した快挙。
「ウソから出たマコト」とも言える代物。
今、世の中で「ウソ」を糾(ただ)したり追及する声があちらこちらに響いている。
#MeToo などというのも、その一種。
「ウソ」は世の中の大罪といったところだろう。
ところが、時には、このマンデヴィルのウソのように、
歴史を大きく変える原動力となるものが現れることもある。
「ウソ」は面白い一面も持っている...
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<了>