いわゆる生殖によらず誕生した哺乳動物。
その生涯は6年という短いものだったが、世界中で賛否の議論が沸き起こり、
次は「クローン人間」誕生か?とされ、
ある研究所ではすでに誕生したというウワサまであった。
自然界を見ると、クローンは植物のレベルまでは自然のものとして受け入れられている。
例えば「桜」の代表的な種類、ソメイヨシノはクローン(挿し木)で繁殖している。
ただ、動物となると、かなりハードルは高いようだ。
動物のクローンは、食肉など、これによって人間に好都合の面もかなりある。
ただ、この肉を食して安全かと言えば、まだ、なんとも言えないところである。
クローン人間の誕生が議論されたが、クローン人間の誕生の意味は
ある、一人の人間と全く同じDNAを持つ人間を誕生させることができる。
それが世にないわけではない。一卵性の双生児などはDNAが全く同じ。だけども、
それぞれ同じように育ったとしても記憶も違えば、個性的にも全く別個のものである。
クローン人間が誕生しても、それぞれ個性は違う別の人間と言える。
ところが、SF的に、このクローン人間を論ずると奇々怪怪の世界を生み出すことになる。
例えば、「ある男が不死であり永遠に生きることを願う。
だけども、それは無理。年をとれば肉体は衰弱し、やがては死に至る。
ところが全く同じ身体を備えたクローンを誕生させ、
肉体が衰弱してくると新しいクローンを誕生させ、それに乗り移る。
そのことを繰り返せば不死の命を持つことができる」とも言える。
ただ、今のところの難点は、脳の移植ができないということだった。
ところが、今日のニュースには、UCLAで
ナメクジの一種であるアメフラシに電気的ショックを与え、
何度か繰り返すうちに、それがアメフラシの記憶となり、
その記憶のRNA を取り出して、他のアメフラシに移植する。
そんな実験が行われ、みごとに、その記憶を移植することができたと
「eNeuro」誌上で発表された。
すなわちナメクジレベルではあるが「記憶の移植」ができたという。
それが将来的に人間レベルの記憶の移植ができるという可能性もあることになる。
人間の脳の中の記憶が全部、別の個体に移植できるのであれば、
クローンで誕生した人間に、そっくりそのまま一人の人の記憶を移植する。
上記の肉体を使い、まさに永遠の命を持った人間となれることを意味する。
「クローンが生み出す奇々怪怪」のお話でした...
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<了>