「迫真の演劇」と「三文芝居」の大きな違い | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

英語表現に "pathos" という単語がある。
この言葉がカタカナ英語表現として出てくる場合は "ペーソス" と発音する。
その意味としては、たいてい「物悲しさ、悲哀、哀愁」の意味として使われる。
「ユーモアとペーソスあふれるドラマ」などと、ユーモアと抱き合わせで表現される。
そんなドラマの内容としては「面白うて やがて悲しき ドラマかな」
というタイプ。
この"pathos"の語源は、ギリシャ語の"πάθος"。
これをカタカナで表すと「パトス」。
日本語で「パトス」として書かれた場合、どういうわけか
「ペーソス」と意味がガラリと変わり、「激情などの強い感情を表す言葉」となる。
さらに、この「パトス」を哲学用語として使う場合は、
「論理性や社会性に裏付けられない感情のほとばしり」
という意味で使われる。
なんとも正体のわかりにくい言葉でもある。

記録映画『サルトルは語る(1975年)』の中で、サルトルがインタビューに答えて、
この「パトス」について語っているところがある。
そこを抜粋すると、
「『パトス』とは感情だけではなく権利でもある。
演劇上の登場人物の主役と仇役は、お互いに、この権利を持っていて、
とことんまでぶつかり合って主張する。感情の上で相手が死ぬまで戦い合う。
二人のうちのどちらかが相手の奴隷になるまで。
これが演劇だ!」

演劇に限らず政治もかくあるべきだろう。
主張をするのなら権利を行使して高らかに主張する。
このぶつかり合いがあってこそ「面白い」。
今こそ、正面切っての論戦を期待したいところでもあった。

ところが、GW 前の論戦のもなく、ガラガラになった国会は、
陳腐な三文芝居といったところか...


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<了>