「完全犯罪」に至る道のりや如何に? | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

『検視(Forensic Autopsy)』という言葉がある。
この言葉の初出はかなり古く中国の『後漢書』に出てくるという。
これは、事実を見届けるために調べることを意味するが、
現代的意味としては
「犯罪の嫌疑の有無を明らかにするための刑事手続」となる。
場合によっては「検死」ないし「検屍」とも表記される。
今日、古書店で『完全犯罪と闘う ある検死官の記録』
と題する書を見つけた。
読んでみると日本で検死官の制度が作られたのは意外にも戦後になってから。
それまでは刑事や警察官の「勘」に負っていたという。
それから多くの事例が積み重ねられデーターが残されることになった。
それゆえに、一目見ただけでも不自然な姿が顕(あらわ)になることもあるという。
「死体は雄弁に物語る」ということらしい。
この本には、事例の数々が書かれていて、周到に準備された犯罪も、
「完全犯罪」となることは決して容易でないことだけは認識することができた。
ここしばらく起きた「溺死」とされた事件があったが、
砂が肺にまで達している事から「殺人が疑われる」ことになったと
ニュースで報じられていた。
おそらくそこには、このような検視官の鋭い眼差しがあったことだろう。

エドガー・ポーの小説『黒猫』も周到に測った「完全犯罪」を目論んだもの。
検視官たちがわからないことで有頂天となる男の心理が描かれている。
ただ、彼の前に立ちはだかったものは、あの黒猫だった。

「完全犯罪」を実現するには、周到であることはもちろんのことだが、
心理的恐怖も超えるすべまで なければならない。
犯罪は、思いのほか過酷である、ということらしい...


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<了>