ないしは、それに準じている人を「詩人」と呼ぶ。
詩人は、かつて職業として成り立っていた時代もあるが、
成り立たなくなってから久しい。
「詩」を書くことで生計を営んでいるのは、
谷川俊太郎氏ただ一人だ、というのを聞いたことがある。
それも40年ほど前のこと。
彼は、今日に至るまで健在で、いま尚、詩を紡ぎだしている。
まさに詩人の王道を極めた人物と言えるが、
食べて行ける詩人となるのは難しいのは事実。
ただ、相田みつを氏のように突如として売れる人もいるが、
彼の場合、生計が成されなかった時代も長い。
それでも、彼は、やはり詩人だった。
「詩人」は、生業となっていることではなく、魂、とも言えそうだ。
古代ローマの時代にも「詩人」と呼べるホラティウスという人物がいた。
その時代、詩で生計が成り立っていたとは思えないが、
まさに魂の面では明らかに詩人だった。
ホラティウスの詩は、今日に至るまで知られてはいるが、
その名を知らしめているのは、「詩」というより「書簡」。
すなわち、彼の手紙。
その書簡に出てくるものが、今日の「詩論」となったりしている。
その一つ「詩は絵のように、絵は詩のように」というもの。
「詩を書くときは絵を描くように、絵を描くときは詩を語るが如く」。
拡大解釈されて、一人歩きをしているようだ。
もう一つ知られている言葉に、
「有益と愉快を混ぜ合わせることに成功した詩人こそ、
あらゆる人の承認を勝ちうる」というもの。
この言葉を、もうちょっとくだけた表現にすれば
「詩に”面白くって有益”という面が出せれば人気が出るぞ!」
ということらしい。
そう言えば、世の子供ドリルに「うんこ漢字ドリル」なるものが人気だという。
うんこの話が出てきたりしているところに面白さがあり、
子供たちが生き生きと漢字学習をするようになったと評判を読んでるようだ。
まさに”面白くって有益”。
詩人ホラティウスの言葉は、こんなところにも実証されている...?
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<了>