正確に言えば「謙虚も過ぎれば傲慢となる」という言葉。
「謙虚」という言葉は、つつましく、へりくだっている様子を表わし、
これに対して「傲慢」は、自らを尊大なものとして驕り高ぶること言う。
まったく相反するもののようだが、
人が褒めるのに対して「いえ、そんな、、」と軽く否定する様子は謙虚と言えるが、
「私なんかダメです」と相手の言葉を徹底的に完全否定すると、
自らの主張を通す傲慢な態度と変わらなくなる、という意味。
ギリシャ・トロイの遺跡を発掘したハインリッヒ・シュリーマン (Heinrich Schliemann)
は、会ってみると非常に「謙虚」さを感じる人物だったようだ。
子供の頃に父親からホメロスの『イーリアス』の話を聞かされ、実在を信じ、
青年期には海に流され、九死に一生を得て、紆余曲折を経て、
アメリカに渡り事業に成功し、その資金を持って世界を旅している。
時あたかも明治維新前(1865年) の日本にもやって来ている。
「何でも見てやろう」という精神がみなぎっているようで、その様子を紀行文に残している。
その後、ソルボンヌ大学などで考古学について学んだあと、
トロイの発掘に携わり、世界的な大発見として知れ渡ることになった。
彼は、言語を文章の丸暗記という方法で学び、
軽く10カ国語以上の言語を話すことができたという。
会えば謙虚さがにじみ出てくるような人物だったが、発掘時に許可を受けずに行なったり、
遺跡の一部を勝手に持ち去ったりしたということがあり、
ちょっと困った一面もあったようだ。
彼は、発掘が終わったあともギリシャにとどまり、
余生を過ごすための家を建て、その家に「イリーウ・メーラトロン」という名をつけた。
これは、「イリオンの小屋」という意味。
その家が今も残っており、ささやかな家かと思えば、シュリーマンが
「使う素材は最上級の本物だけを使え」と指示していた如く、
極上の大理石のみを使っている贅を尽くした豪邸。
そこで、何が「小屋?」というところだが、この「メーラトロン」は、
ホメロスの説く意味では、「小屋」ではなく「宮殿」だった。
そして、彼も「謙虚」ではなく「傲慢」!?
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