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【オススメ対象】
・日本制作の尖ったドラマが見たい
・ハードな展開のドラマが好みな方
この評価を読む前に
映画の嗜好について
を一読してください。
レンタルは劇場での上映時期とはズレてます。
ジャンル・・・サスペンス
1)オススメ・・・7
2)ツボ・・・6
3)脚本・・・8
4)映像美・・・6
5)特殊効果・・・6
6)俳優・・・7
7)監督・・・7
8)音楽・・・7
9)独自性・・・8
10)キャラ・・・8
合計・・・69点
【概要】
地上波ドラマ。
NETFLIXで2023年配信・約25分くらい
全10話
原作:沖田臥竜『インフォーマ』
総監督:藤井道人
出演:桐谷健太、佐野玲於 他
【トレーラー】
【ストーリー紹介】NETFLIX公式サイトより引用
週刊誌記者の三島寛治は、有名人のスキャンダルを追いかける日々にむなしさを覚えていた。ある日、編集長からの指示で向かった先で三島を待っていたのは、元ヤクザの情報屋・木原慶次郎だった。
【総評】ネタバレなし
下記の項目でまとめてみた。
1)作品概要
2)キャラクター
3)ストーリー
4)結局どうなの?
1)作品概要
配信当時、NETFLIX先行配信後、地上波でも放送した関西テレビ制作のドラマ。かなりハードな内容で、裏社会の激闘を描いており、人もバンバン死ぬし、殺され方もえぐいものが多い。配信ならではと思ってたら地上波テレビでも放送できたんだな。
主人公木原慶次郎(桐谷健太)が謎多き裏社会の情報屋で、その男と組まされる不運なジャーナリスト三島寛治(佐野玲於)のバディでの活躍を中心に、ヤクザ組織同士の抗争や裏で暗躍する謎の大物とその配下の危険な連中との対決など、血なまぐさいエピソード満載。
ハードな展開のドラマが好みな方にはオススメできる作品。
各話30分弱の尺なので、内容はハードだけど気軽に見れる。
2)キャラクター
日本のドラマでは珍しく、裏社会のどぎつい設定のキャラクターが多数登場する。多数のヤクザが登場するのはいいが、そのなかでちょっとバカキャラが多いのが気になった。だけどハード展開が多い中で、コミカルな部分も担っており、箸休め的な存在としてよかったのかなと。
ちょっと気になったのが、このドラマのガイド的な存在であり、裏社会の猛者たちの中で、一般的なモラル視点を持ったジャーナリストで準主役の三島寛治。彼の存在により、一般的見解で裏社会の崩壊したモラルを強調する意味では良かったと思うが、若干いろんな意味でしつこくてうざい。それに主人公木原の三島の扱いが、今一つはっきりしないのが少しイライラした。大事にするのか利用したいだけの存在なのか。木原がなぜ三島を使いたがるのかもいまいちわからないし、彼の過去の大きな傷の要因になっている「ポンコツ」という愛称をなぜ彼につけたのかもよくわからない。結局ジャーナリストである彼になにをさせたかったのか。
3)ストーリー
基本的には面白かったんだけど、詰めの甘い箇所が後半になるほど多くなっていくのが気になった。情報屋ならではの戦い方があるってのは面白いアイデンティティだったけど、その特有の戦い方がだんだん雑になっていくのが残念だった。要するに敵の弱点の情報をどれだけ収集し、その情報をもとにどれだけ下地をつくっておくか、またどのタイミングでその情報をだれに使うかってのが肝なのに。単純な暴力だけの戦い方は情報屋の戦い方じゃない。
あと敵方のボスがどういう理由で残虐にターゲットを殺させたのかの理由がそんな理由で?ってかんじで、それはそれで怖くて面白かったんだが、彼がどうして裏社会の大ボスになりえたかの怖さを示すエピソードもほしかった。ゆえに誰も彼に逆らわないってのをさ。例えば常にあらゆる作戦で、第二第三の作戦が動いていて、もしもの時の想定が二重三重に準備されてるってかんじで。
4)結局どうなの?
配信系のドラマとしては突き抜けたものが薄味で、地上波ドラマとしては通常よりハードな内容といったレベル。よってハードな内容が地上波と配信系の中間あたり。配信系ドラマがちょっとハードすぎるって思ってる方には刺激的にちょうどいいのかな。ちなみに自分にはかなり物足りなかったかな。