ドラゴンボール超 スーパーヒーロー | ヲタクの生きる道

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー

©バード・スタジオ/集英社
©「2022 ドラゴンボール超」製作委員会

公式サイト

 

【オススメ対象】

・ドラゴンボール大好き

・鳥山明先生のデザインが好き

・ずっとドラゴンボールを見ていたい

 

この評価を読む前に
映画の嗜好について
を一読してください。

 

ジャンル・・・アニメ

 1)オススメ・・・8
 2)ツボ・・・9
 3)脚本・・・8
 4)映像美・・・8
 5)特殊効果・・・8
 6)俳優・・・8
 7)監督・・・8
 8)音楽・・・9

 9)独自性・・・8
10)キャラ・・・9
合計・・・83点

 

【概要】

上映時間:99分

レンタルにて鑑賞。

公式サイト

2022年公開の日本アニメ映画。

原作・脚本・キャラデザイン:鳥山明

監督:児玉徹郎

作画監督:久保田誓

音楽:佐藤直紀

 

【ストーリー紹介】公式サイトより引用

かつて悟空により壊滅した悪の組織「レッドリボン軍」。だがその遺志は生きていた!

復活した彼らは、新たな人造人間「ガンマ1号&ガンマ2号」を誕生させ、復讐へと動き始める。

不穏な動きをいち早く察知したピッコロはレッドリボン軍へ潜入するが、そこでまさかの”最恐兵器”の存在を知るのだった!

パンをさらわれ基地へとおびき出された悟飯も参戦し、かつてない超絶バトルが始まる!

果たして死闘の行方は!?地球の運命は!?

 

【トレーラー】

 

【総評】ネタバレなし

下記の項目でまとめてみた。

1)原作者ならでは

2)人徳者ピッコロ

3)次回作

 

ガンマがとても気に入ったので久しぶりに頑張って描いてみた。

 

1)原作者ならでは

フルCGアニメのドラゴンボール。

元々CGと相性が良い鳥山明先生の絵柄なんで、長年見続けるドラゴンボールファンの自分には、全く違和感なく受け入れられた。

 

今作の主役は、悟空でも悟飯でもベジータでもなく、完全にピッコロだと思った。そしてピッコロと悟飯の覚醒は、やはり原作者にしか開けない扉だと思った。

 

そしてレッドリボン軍を中心としたストーリー展開も原作者ならでは。まだレッドリボン軍で遊べるのか。まだ人造人間の枠を使えるのか。

 

原作者らしい新キャラの登場も私的にはとてもうれしかった。非常に気に入ったデザインだったので、この鑑賞をきっかけに久しぶりに鳥山キャラを描いてみた。

 

悟空やベジータの活躍がほとんどないのが好みでない人も多いと思われるが、私的にはかなり好みの映画。ピッコロと悟飯の活躍が見たかった。

 

2)人徳者ピッコロ

今作を見て改めて思ったが、地球の平和を見守りつつ、悟飯の娘パンを孫のようにかわいがりながら修行の手伝いもするピッコロは、このドラゴンボールの世界で、主要な登場人物の中で最も人徳者だと思った。自分の修行に明け暮れる悟空やベジータは何度も地球を救ったかもしれないが、身近な人たちの世話はぜんぜんしてないからな。新たな地球の脅威を探るわけでもないし。どこまでいっても結局純正サイヤ人は自己中なんだな。

 

3)次回作

鳥山明先生が描いた原作漫画が完結して〇〇年が経ち、先生以外が描いたその後の話などがいろいろあったり、映画で先生がガッツリ踏み込んでその後を製作したりしているが、破壊神ビルスを登場させてかなりドラゴンボール世界が広がったけど、そろそろネタ切れかなぁと思ってる。新たな敵の登場はいくらでもやれるだろうけど、かつての熱量には程遠い。まぁ悟空も孫がいる年齢なんだからな。

 

私的には孫悟空がまだ小さかったころのレッドリボン軍との戦いが一番好き。あのくらいのパワーバランスもほど良くて良かった。

 

時間軸的には、原作最終回のウーブが参戦してくるまでの間をずっと描いてるわけだけど、そろそろウーブを登場させてもいいんじゃないかと。そこからの次回作で、もっと広げられる気がする。GTは別のパラレルワールドって扱いでさ。