ヘルドッグス
【オススメ対象】
・ヤバいキャラたちのヤバいストーリーが見たい
・岡田准一のアクションが見たい
この評価を読む前に
映画の嗜好について
を一読してください。
レンタルは劇場での上映時期とはズレてます。
ジャンル・・・アクション
1)オススメ・・・9
2)ツボ・・・9
3)脚本・・・9
4)映像美・・・8
5)特殊効果・・・8
6)俳優・・・10
7)監督・・・8
8)音楽・・・8
9)独自性・・・9
10)キャラ・・・9
合計・・・87点
【概要】
上映時間:137分
NETFLIXにて鑑賞。
NETFLIXオリジナル映画
2022年公開の日本映画。
監督・脚本:原田眞人
出演:岡田准一、坂口健太郎
松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶ 他
【ストーリー紹介】NETFLIXサイトより引用
トラウマを抱え、復讐の鬼と化した元警察官。ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを警察から課せられた彼はまず、組織の中でもっともイカれたサイコボーイに近づくことに。
【トレーラー】
【総評】ネタバレなし
下記の項目でまとめてみた。
1)ヤバいキャラ
2)ヤバいストーリー
3)ヤバいアクション
4)惜しいところ
1)ヤバいキャラ
ヤクザに潜入捜査する元警察官・兼高昭吾(岡田准一)、そのヤクザ組織内でバディを組む若いヤクザ構成員室岡秀喜(坂口健太郎)。潜入捜査ながら殺し屋グループに所属しているので、容赦なく敵を殺す振り切れたキャラ。この二人もヤバいが、潜入先のヤクザたちもかなりヤバい。ためらいなく人殺しはするし、目を覆いたくなる拷問も情け容赦なく実行する。むしろ拷問は楽しんでやる。ヤクザ側の登場キャラがみんなヤバい。
2)ヤバいストーリー
かなり危険なヤクザ組織への潜入捜査ということで、いつどういう地雷が潜んでいるかわからない緊張感はなかなかのもので、組織の内部抗争も振り切れているかんじ。誰が味方で誰が敵かもわからないし、誰が裏切るのかもわからないので、ストーリー展開は予測不可能で、かなり面白かった。
3)ヤバいアクション
岡田准一は私的に最も期待するアクション俳優であり、今作のアクションも本物ならではのキレッキレのアクションを惜しげもなく披露している。まぁWikipedia情報だけど、彼のスキルはカリ、ジークンドー、USA修斗をインストラクターになれるまで習得している。ここまでやってる俳優は世界中を見ても稀有の存在だと思う。ガチで強いんだから。
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4)惜しいところ ※ネタバレあり
全体的にはいいと思うんだが、アクション映画好きの自分から言わせてもらうと、格闘アクションが物足りない。ひとつひとつの格闘シーンの尺が短すぎると思う。岡田准一はもっともっとすごいんだということを見せつけてほしかった。リアル志向なら格闘はそんなに長くないのはわかるんだが、映画なんだからもうちょっと尺の長い格闘アクションがほしかった。ジョン・ウィックを彷彿させるアクションシーンがあっただけに欲求不満。
特に思ったのが、ラストバトル。室岡との対決。こんなあっさりと終わらせてはもったいないよ。ある意味、ラストバトルへの布石と思える積み上げをずっとしていたのに、一切の格闘アクションシーンがないってのはあまりにも寂しい。最後だけ、室岡は振り切れてなかったし。
あとちょっとびっくりしたのが、お笑い芸人はんにゃの金田が非常に重要な役で出演していたところ。彼は俳優業で花開いたんだな。演技も全く問題ないし。もっとすげー役をやってほしい。