『トロール』

【オススメ対象】

・新たな巨大生物の映画が見たい

・リアルなトロールが見たい

この評価を読む前に
映画の嗜好について
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レンタルは劇場での上映時期とはズレてます。

ジャンル・・・ファンタジー

　１）オススメ・・・８
　２）ツボ・・・７
　３）脚本・・・７
　４）映像美・・・８
　５）特殊効果・・・８
　６）俳優・・・７
　７）監督・・・７
　８）音楽・・・７

　９）独自性・・・８
１０）キャラ・・・７
合計・・・７４点

【概要】

上映時間：103分

NETFLIXにて鑑賞。

NETFLIXオリジナル映画

2022年12月1日配信のノルウェー映画。

監督：ローアル・ユートハウグ

出演：アイネ・マリー・ウィルマン、キム・ファルク　他

【ストーリー紹介】NETFLIXサイトより引用

ノルウェーの山間部で、爆破により長い眠りから呼び起こされた古代のトロール。首相の科学顧問に任命された古生物学者が、壊滅的な大惨事を阻止すべく未知との戦いに果敢に挑む。

【トレーラー】

【総評】ネタバレなし

NETFLIXオリジナル映画で、ここ最近で実写に登場していない全く新しい巨大生物トロールによるパニック映画。

下記の項目でまとめてみた。

１）新たな巨大生物の登場

２）作品のクオリティ

３）次回作はある？　※ネタバレあり

１）新たな巨大生物の登場

昨今の実写映画で様々な巨大生物もしくは巨大ロボットの映画がたくさん作られた。ゴジラ、キングコング、パシフィックリム、トランスフォーマーなどなど。今作はファンタジー映画で描かれたことがあるかもしれないが、現代社会で登場させたのは初めてと思われる「トロール」を実写映画に登場させた。

西欧では民話などで登場するそうで、想像上ではあるがなじみ深い存在らしい。日本ではゲームなどで登場はするけど、そんなになじみのある存在ではないので、西欧人と受け取り方がかなり違うと思われる。

そんな背景の中で今作を鑑賞したわけだけど、今まで登場した”巨大な何か”に比べて斬新な様相と生体なので、非常に新鮮な感覚で見れて、それなりに面白かった。

昨今の”巨大な何か”に食傷気味ならば、この映画はちょっと新鮮ではないかと思う。

２）作品のクオリティ

巨大なトロールの登場ということで、映像的には「巨大なものを巨大に見せる」という意味では成功していると思った。

ただストーリー的には、トロールｖｓ人間の攻防だけ注目してみると、全体の流れはどこかで見たような展開であると同時に、駆け引きに目新しさと浅いやりとりなんで、攻防の部分だけ見ると正直あまり面白くなかった。まぁ全体的に言えるんだが、もう少し見せ場が欲しい。

３）次回作はある？　※ネタバレあり

ラストで、他にもトロールはいるっていう、次回作を期待させる展開があった。よって今後の展開に期待したい事や改善してほしいことを書いてみる。

・人間ｖｓトロールの戦いの駆け引き

メインはここであってほしいし、映像的にも一番の売りになる部分なんで、もうちょっと知的な駆け引きや巨大生物と小さき人間の攻防が二転三転あっていいし、とにかく面白味が欲しい

・カメラワーク

巨大生物と人間のからんだアクションを生かすも殺すもカメラワーク次第だが、今作が若干見やすさ重視でやや迫力に欠けていたので、もう少し尖ったカメラワークで見やすさよりも迫力を重視してほしい。

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