スタートレック:ディスカバリー シーズン3
【オススメ対象】
・我こそトレッキー
・スタートレックの世界に浸りたい
・シーズン2のその後のディスカバリーが知りたい
・SFの王道を見たい
・長年のトレッキーの期待に応える作品が見たい
この評価を読む前に
映画の嗜好について
を一読してください。
レンタルは劇場での上映時期とはズレてます。
ジャンル・・・SF
1)オススメ・・・8
2)ツボ・・・10
3)脚本・・・9
4)映像美・・・9
5)特殊効果・・・9
6)俳優・・・9
7)監督・・・9
8)音楽・・・9
9)独自性・・・9
10)キャラ・・・9
合計・・・90点
【概要】
NETFLIXオリジナルドラマ。
2020年配信・約50分・全13話
2021年1月に配信完了。
原作:ジーン・ロッテンベリー
主演:ソネクア・マーティン=グリーン
【ストーリー紹介】NETFLIX公式サイトより引用
ワームホールから飛び出し、遠い未来にたどり着くマイケル。ブックと名乗る不思議な配達人に出会い、連邦がすでに存在していないことを知らされる。
【総評】ネタバレなし
シーズン2で、約930年後の片道切符で未来に旅立ったマイケル・バーナム(ソネクア・マーティン=グリーン)とディスカバリーのクルーたちのその後を描いたシーズン3。
AIとの壮絶な戦いの果てに、未来へ旅立つことを選んだわけだが、歴史から消えたディスカバリーの面々たちはどうなったのか。
シーズン3は、ストーリー紹介にあるとおり930年後の未来なのだが、AIによって人類は抹消されておらず、それはよかったのだが、「大火」と呼ばれる現象が発生して、ワープテクノロジーに必需となるダイリチウム結晶が爆発を起こし、ワープが希少な世界になっていた。そして惑星連邦は存在しておらず、長距離の宇宙航行が困難になっていた。
テクノロジー的には骨董品のような存在になっているディスカバリーだが、胞子ドライブでどこへでもジャンプできる唯一無二のテクノロジーは、この未来の世界でもディスカバリーにしかないので、貴重な存在となる。
というわけで、930年後の未来で、ディスカバリーは存在しない惑星連邦の規律を遵守し、この未来の世界でも必ず惑星連邦は存在していると信じ、そして「大火」の原因を追求することもあきらめない。素晴らしい。
今シーズンは、シーズン1と2で続いたハイテンションで壮大な物語のエピローグ的な展開で、正直、前シーズンまでのテンションには程遠い。面白いことは確かなんだが、あまりにシーズン1と2がすごすぎたので、やや見劣りした。
スタートレックの世界でもっとも未来を描いたシリーズに終着したわけだが、最終話でこのシーズン3で終わりなのかなってなくらいにまとまって完結したので、この先のストーリーも見てみたい気がするが終わりなら終わりでもいいかなという印象。
ただスタートレックの世界は終わってほしくない。
ありがとう、ディスカバリー。
ありがとう、マイケル・バーナム。