GREAT PRETENDER シーズン1
©WIT STUDIO/Great Pretenders
【オススメ対象】
・古沢良太脚本の作品が見たい
・貞本義行のキャラデザインのアニメが見たい
・予測不可能な展開のアニメが見たい
・クールでかっこいいアニメが見たい
・とにかく面白いアニメが見たい
この評価を読む前に
映画の嗜好について
を一読してください。
レンタルは劇場での上映時期とはズレてます。
ジャンル・・・アニメ
1)オススメ・・・9
2)ツボ・・・10
3)脚本・・・10
4)映像美・・・10
5)特殊効果・・・10
6)俳優・・・9
7)監督・・・10
8)音楽・・・10
9)独自性・・・10
10)キャラ・・・10
合計・・・98点
【概要】
1シーズン14話。3部構成。
NETFLIXにて鑑賞。
NETFLIXにて先行配信。そのあとテレビ放送開始。
2020年日本アニメ。
脚本・シリーズ構成:古沢良太
監督:鏑木ひろ
キャラデザイン:貞本義行、加藤寛崇
アニメ製作:WIT STUDIO
音楽:やまだ豊
【トレーラー】
【ストーリー紹介】NETFLIX公式サイトより引用
枝村真人は、自称”日本一の天才詐欺師”。国際的な凄腕詐欺師をだまそうとしたことをきっかけに、真人は世界を股に掛けた壮大なだまし合いに巻き込まれてゆく。
【総評】ネタバレなし
とんでもない顔ぶれが揃った非常に豪華なアニメ。しかも脚本の古沢良太氏がアニメの脚本を手がけるのは初めて。古沢良太氏らしいヒネリまくる展開で、ケース1、2、3と3つの詐欺案件の構成となっており、その3つの案件に連続性はないが、チームメンバーの人間関係はひとつひとつのケースの積み上げがあるので、順番に見ていく必要がある。
彼らは自らを「コンフィデンスマン」と称しているが、ドラマ版の「コンフィデンスマンJP」とは全く関係ない。しかし悪い奴らから大金を騙し取るという構成は同じ。
まず最初に強く言いたいのは、あまりにもかっこいい音楽。とくにオープニングとエンディングのかっこよさは、自分がもっとも好きなアニメ「カウボーイビバップ」を彷彿させる。とにかくかっこいいので、ぜひとも見て欲しい。
そして、このアニメ全体の雰囲気をクールにかっこよく演出している、80年代風のカラーリングの背景。自分には懐かしさもあり、新しさもあり、最初は戸惑ったが、ケース1の終盤にはどっぷりとこのアニメの世界にハマっていた。
各ケースの構成力、脚本の面白さ、わかりやすく魅力的なキャラデザイン、かっこいい背景、アニメ全体の完成度、どれもハイレベルで、もう製作してくれた方々に感謝したい。最高のアニメですわ。
これはぜひともたくさんの人に見てほしい傑作アニメ。
ちょっとだけネタバレありでいきます。
こういう詐欺もので先日見た「フォーカス」のネタバレありの記事と同じようなことを思ったのだが、今作も3つのケースの詐欺案件があるなかで、一番最初のケース1がもっとも騙された感が強かった。だれが味方でだれが敵なのかわからない状態でのエピソードだったので驚きは大きかった。
ケース2や3は、メンバーがわかった状態なので、驚きは薄かった。面白いのは間違い無いけど、もうちょっと驚かせて欲しかったかな。
