プライベート・ライアン | ヲタクの生きる道

プライベート・ライアン

映画ポスター引用元

 

【オススメ対象】

・スティーヴン・スピルバーグ監督作品が見たい

・トム・ハンクスが見たい

・リアルな戦争映画が見たい

・グロいシーンは大丈夫

 

この評価を読む前に
映画の嗜好について
を一読してください。

レンタルは劇場での上映時期とはズレてます。

 

ジャンル・・・ヒューマン・ドキュメント

 1)オススメ・・・9
 2)ツボ・・・9
 3)脚本・・・9
 4)映像美・・・10
 5)特殊効果・・・10
 6)俳優・・・9
 7)監督・・・10
 8)音楽・・・8

 9)独自性・・・8
10)キャラ・・・8
合計・・・90点

 

【概要】

上映時間:170分

NETFLIXにて鑑賞。

1998年のアメリカ映画。

アカデミー賞11部門ノミネート

監督:スティーヴン・スピルバーグ

主演:トム・ハンクス

他出演:エドワード・バーンズ、マット・デイモン

 

【トレーラー】

 

【ストーリー紹介】NETFLIXより引用

第二次大戦中ドイツとの激戦で4人兄弟の3人が命を落とした。行方不明の最後の1人を故郷へ返すべく、兵士8名が彼を連れ帰る危険な任務へ出発する。

 

【総評】ネタバレなし

ノルマンディー上陸作戦を舞台に、1人の兵士を救うためにミラー大尉(トム・ハンクス)をリーダーにした8名のチームで戦地を突き進む。

 

誰の将来の姿かわからない老年の男が家族とともに墓地にきて、かつての戦地に思いを馳せる。まず度肝を抜かれる序盤のシーンは、いきなりのノルマンディー上陸作戦のシーン。かなりの規模で描かれた戦争のシーンは、20年以上前の映画にもかかわらず大迫力で、そして残酷。さっきまで話していた仲間が次の瞬間に頭がふっとばされる。戦争の過酷さをかなりのリアリティで描かれていて、さらに演出的に身近に感じられる怖さも表現していて、まるで戦地にいるような臨場感がある。

 

救出チームのメンバーが当然思うことである、たったひとりを救うために、8名が命をかけることの理不尽さ。もしメンバーに選ばれたら自分はどう思うだろう。そういう心情も丁寧に描かれていて、ただの戦争ものに終わっていない。緩急の付け方も絶妙。

 

最後の戦争シーンは序盤のノルマンディー上陸作戦にまったく負けてない圧倒的な戦闘シーンで、戦車の砲台が向けられることの絶望感を見事に表現できてる。

 

戦争映画を見るならこれ!と言える完成度。

かなりグロいシーンがあるので、耐性がある人でないときつい。