アンノウン | ヲタクの生きる道

アンノウン

映画ポスター引用元

 

【オススメ対象】

・予測不可能なストーリー展開が見たい

・リーアム・ニーソンが見たい

 

この評価を読む前に
映画の嗜好について
を一読してください。

レンタルは劇場での上映時期とはズレてます。

 

ジャンル・・・サスペンス

 1)オススメ・・・8
 2)ツボ・・・8
 3)脚本・・・9
 4)映像美・・・7
 5)特殊効果・・・7
 6)俳優・・・8
 7)監督・・・8
 8)音楽・・・7

 9)独自性・・・9
10)キャラ・・・7
合計・・・78点

 

【概要】

上映時間:113分

NETFLIXにて鑑賞。

2011年のアメリカ映画。

監督:ジャウム・コレット=セラ

主演:リーアム・ニーソン

 

【トレーラー】

 

【ストーリー紹介】NETFLIXより引用

交通事故の後に意識を取り戻すと、男は見知らぬ男が自分に成りすましていることを知る。

 

【総評】ネタバレなし

交通事故による昏睡状態に陥り、4日後に目を覚ますと、自分ではない見知らぬ人物が自分の名を騙り、妻までが自分ではなくその見知らぬ男を夫と言い、自分のことを知らないと。え?もしかして自分の記憶が間違っているのか?なにが正しくてなにが間違っているのか、という素晴らしい出だしの掴みから、なぜか何者かに命を狙われだし、怒涛の展開へ突き進む。

 

ツッコミどころは多々あるが、力技で走りきったかんじ。脚本的にそれはおかしいだろってところはあるけど、テンポがよかったので、走りきった感はよかったと思った。特に気になったところは、ネタバレありとして、最下層に記載。

 

リーアム演じる教授が、アクションのできるキャラなのかどうなのかっていうのが中途半端な感じであることと、巻き込まれたタクシー運転手であった女性がなんで最後まで付き合うの?っていうところにモヤモヤ感はあったが、細かいことは気にしないで進む力はあったように思う。

 

ラストあたりの捻りは効いててよかったかと。リーアムものとしてはいいんじゃないかと。

 

 

 

 

 

では、ネタバレありでいきます。

 

 

まずラスト。罪なき人たちをたくさん殺してきた主人公が、名前を変えて逃げ切るのはどうかと思った。今回は事故って頭を打ってたまたま良い人にシフトチェンジしたが、今までやってきた悪行や今回の殺しまでの準備はゆるされることではない。逃げ切っちゃダメだろ。自首すると思ってただけに、この終わり方はないなと思った。

 

あと最も気になったのは、タクシー運転手の女性の家で匿われていたところで、殺し屋たちが急襲するところ。どうやって彼らの位置を割り出したの?追跡は振り切ったし、彼女との関係性はこの時点ではばれてなかったはず。もし肉体に追跡装置が埋め込まれてるなら、それ以外の追跡シーンがおかしくなる。このへんのディティールがあまい。

 

他に、病院であっさり看護師や医師を殺すのに、主人公の殺し方は薬でってのがなんで?理由づけがない。他にも簡単に殺せるシーンがありながら、なかなか主人公を殺さないのに、終盤はガンガン殺しにいくところが敵たちに一貫性と理由づけがなくて、このへんはひどい。

 

他にも細かいところで気になるところが多々あるが、気にしないで見るほうがいいかな。