入梅の候 | 花万朶

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美味しいもの…ときどき

関西も梅雨入りしました
梅雨入り前から夏のような暑さ汗

エアコン不要の心地よい季節は
どこにいったのでしょうあじさい


せめてお料理は青梅で爽やかにクローバー



こちらは水無月(和菓子)を模した胡麻豆腐
京都では6月の最後の日に水無月というお菓子を食べる慣しがあります
その昔「氷室の節句」といい、氷室から切り出した氷を食べて暑気払いする宮中の風習がありました
三角は切り出した氷の形状とも、四角の半分で一年の残り半分を無病息災で過ごすという意味を表しているとも言われています
ちょうど6月最終日が京都では「夏越しの祓い」ですからね



蛍箱が運ばれてきましたキラキラ


中はサヨリの黄身和え、八幡巻、かき揚げ、あわび、白瓜など
お料理の下は梶の葉です
その昔、七夕の短冊として願い事を書いていたのがこの葉っぱです七夕
天の川へ渡る船の楫(かじ)となって願いが叶えられるということで、平安貴族たちは梶の葉に願いごとをかいて川に流していたとか…



鱧とじゅんさいのお椀
大きな鱧ですが身はふわふわで温まります



先月に引き続き穴子の焼き霜
山葵と梅肉でいただきます



なんと天然シマアジのお造り
これは本当に美味しかったチョコ
藍色の器に映える透き通るような美しいシマアジ


左から鱧、天然鰻、穴子の寿司
この天然鰻が美味しくて感動キラキラキラキラ


鮎の塩焼き合格
このサイズ(小さめ)の鮎は最高ですねぇ音譜
内臓のほろ苦さがなんとも言えない
私は蓼酢もほぼ使わずそのまま頭からパクパク食べる派です(笑)



新レンコンと海老の蒸し物
蕪蒸しの夏バージョンみたいな
暑い時に温かいものもいいですね


熊本のトマトビックリマーク


新レンコンとあさりのご飯
あさりの砂袋が切り取られていて、口の中でジャリっとすることはありません
贅沢な炊き込みご飯です



デザートはマンゴープリン


クローバー あじさい クローバー あじさい クローバー

街は車も人も増えて、電車混んできましたね
日常は戻りつつありますが、ワクチンも簡単にできるわけではないし、気をつけながら暮らすしかありません
アメリカ在住の友達の住んでいる地方ではやっと新規感染者数が1日に1000人切ったので徐々に緩和されてるものの店内の飲食は依然禁止だとか…
感染者数も桁違いですが、コロナに対する危機感が日本とはまったく違い、話を聞いていると日本がとても呑気に見えます
生活習慣の違いもあるでしょうが、これでなんとか収まっているのはありがたいかも…
しかし国内が落ち着いても、海外旅行や国外からの観光はまだまだ先になるでしょう

常に先の見えない制約感があってモチベ上がりません
6月30日は本気で「水無月」食べます!