六月の懐石料理 | 花万朶

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美味しいもの…ときどき

雨の降らない梅雨ですが・・・ようやく雨が降りました雨

朝夕は寒いくらいの時があり、比較的過ごしやすいですね

 

 

まずはさっぱりとした大きな青梅から

毎年いただいているのですが、

今年は甘さとやわらかさがいい塩梅でした

 

 

水無月を模した胡麻豆腐

京都では六月最後の日に無病息災を願って、

「水無月」というお菓子を食べる風習があります

氷室の氷をイメージして三角の形のお菓子で

白い外郎の上に魔よけの小豆が乗っています

それを胡麻豆腐で作っているのですが、

より白くなるように炒った胡麻ではなく

生の胡麻を擦って作られたそうです

上に乗っている活車海老も甘くて

最高の「水無月」でした

 

 

 

そして、美しい朱塗りの虫籠の器が登場

 

中身は・・・・・

 

右から、ずいきの白和え、煮蛸の安倍川風、

卵と信じられないほど細く切ったオクラで

和えた・・・納豆風のさより(笑)

 

 

 

沼島の鱧と蓮根饅頭のお椀

こちらも旧暦の6月30日の夏越祓(なごしのはらえ)で

茅の輪くぐりという厄払いがあるのですが、

その茅の輪を表しています

 

すばらしいお味のお椀でした

鱧もびっくりするほど肉厚で美味しかった音譜

 

 

 

 

そして、こちらは右上は穴子の焼き霜

そのままでも美味しかったのですが、梅肉でいただきました

左下はちょっと見えにくいですが鱧のお造りです

少し骨を残しコリコリした食感を味わい、

わさびだけで十分甘みのある鱧

これからもっとおいしくなっていくのでしょうねぇ

 

 

 

 

渡り蟹の飯蒸し

これはもう本当に驚きました

まさかの渡り蟹。しかも子持ち!!

そして、もうおいしいこと・・・感動の一品キラキラキラキラ

(私史上、おしのぎのナンバー1かも)

 

 

 

そして、感動の連打(笑)

白甘鯛

なにも言うことないです・・・はい

 

 

 

博多蒸し

銀杏たっぷりのお豆腐を

鰻でサンドしています

とても上品で高級感のある博多蒸し

 

 

お口直しの甘いトマト

 

 

今回の〆のごはんは、「天丼」をリクエスト

 

 

天丼??赤だしがついてたら完全に天ぷら定食です(笑)

なので・・・天丼にしてみました

 

海老は一本はお塩でいただき、もう一本を丼に

手前は鱧の天ぷらです

少し甘めのたれが美味しい

ご飯多めで食べられるかなと思ったのですが

まったく余裕で完食あせる

 

 

 

デザートは完璧な完熟メロンとグレープフルーツジュース

 

今回も素敵な六月のお料理を堪能させていただきました