講演が終わり、質疑応答が始まった。
皆さん、稲盛さんの経営手法について、かなり勉強されているようで、難しい質問をされていた。
私は、となりに座る妻のケロミに、「稲盛さんって、今、どんな事業がしたいんだろうね?」と話したら、
ケロミが急に手を上げ、質問の許可を得てしまった。
マイクがとどくと、ケロミは稲盛さんに向かって、
「稲盛さんは、今度、どんな事業がしたいですか? また、どんな分野が有望と思いますか?」と質問した。
加えて、「私は、主人の受け売りですが、稲盛さんの考え方にとても共感しています。」
と笑いまでとっていた(笑)
稲盛さんの回答は、「特にどの分野やどんな事業かはお答えできませんが、その分野でも、一つのことに情熱を注ぎ、そして、諦めずにつづけることですね」とのお言葉をいただきました。
講演終了後、稲盛さんに著書へサインをいただきました。
「敬天愛人」 西郷隆盛が好んで使っていた言葉だそうです。
天が、空気や太陽の光などの自然の恵みを、すべての生き物に、分け隔てなく与えることに敬う気持ちを持ち、
それと同じように、どんな人にも分け隔てなく、すべての人を愛しましょう。
と言うものですが、稲盛さんの哲学と器の大きさを実感できます。
さて、面白かったのは、講演が終わったあと、妻のケロミのもとに、講演を聞いておられた方が続々と話しかけて来て、
「僕も同じ質問がしたかったんだよねー」
「ハワイ島からワザワザ来たの? 何やっているの?」
偶然にも新しい友達が出来きました。
人のつながりとは、ほんとに楽しいものです。
