こんにちは。
今日は「自分で決める」ということをテーマに書いていきたいと思います。
お子さんは何かを決めるときに、自分の意志で決めていますか。
「親に怒られないように」や「親が気に入る方を」という視点で決めていないでしょうか。
何かを決める時「親が気に入る方を選ぶ」という習慣がついていると、社会人になったときに苦労してしまうかもしれません。
部活を決める
友だちを決める
受験校を決める
明日の支度
勉強の時間
日々のひとつひとつを自分で考えて決められるようにしましょう。
毎日が練習です。
そのための「学生時代」と言ってもいいかもしれません。
時間がかかるときもあるでしょう。
このくらい時間がかかって当然だ、くらいにゆったりと待ちましょう。
あまりにも悩みや迷いが深いときには、助言も必要でしょう。
助言は2つ以上の選択肢や例を挙げてやるとよいと思います。
「選ぶ」も「決める」と同じです。
選ぶときも、子どもは一生懸命考えます。
この「考える」が大事です。
そしてそれと同じように、「失敗」も大事です。
子ども時代は失敗していい時代。
「失敗」から膨大な量の学びを得ます。
失敗させてあげてください。
失敗は宝です。
けれど、親が決めつけた道で失敗すると子どもの学びは小さくなります。
そこには「お母さん(お父さん)がこうしろって言ったから失敗したんだ」と、親のせいにする感情が湧いてしまうからです。
失敗からの学びを珠玉のものにするためにも、子ども自身に決めさせてあげてください。
小さなことから練習しましょう。
やがて大きなことも自分で考えて決められるようになります。
巣立ちの日までに、自分で考えて決められるようにしてやること、これが親の務めです。
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