2025年1月29日(水) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

私の日常は三分制で安定してきた。


午前の部は学校

午後は家でお昼ごはん、昼寝、勉強、おやつ

夜は賄いをローズマリーで食べてから仕事


どれも4時間ずつ。


土日は完全フリー。

非常にいい感じで充実している。

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クラスの子達が可愛いと思うのは

天然でちょっと理解が遅い子に対して周りの子が教えてあげていること。


だから優しくて優等生のタンザニア人のブミーも台湾人のユリンの席はいつも埋まっている。


この二人は性格良いし信頼もあるから学級委員か部長にもなれそうだ。かといって堅物ではない。


天然たちは頭が悪いのではなく、たまにぼーっと寝てたりするのと、集中力がなかったり、単にレベルの差だったりする。


そして彼女達は真面目なので曖昧なことにもよく質問している。私はテキトーな正確なので、フランス語の曖昧さや例外文法が出て来てもめんどくさいから突き詰めない。数学と語学は違うから、そのうちわかるか と思っている。


私はというと、学生時代と同じく、どっちつかずでマイペースなポジションにいる。

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シェフが選ぶ6品コースを選択した二人組の外国人。


フォアグラだけが苦手なんだけど、、それだけ避けてもらうことはできるか?と聞かれ、通常このメニューにフォアグラは登場しないので、大丈夫です と言って、シェフには何も言わずにメニュー確認。


案の定フォアグラ無しで6品決定。


しかし、直前で、シェフがメインのひとつを、パリジャンのパイ包みに変えた。  


パリジャンのパイは、中にフォアグラも入っている。


ここで私は、一瞬言おうか悩んだが、別にアレルギーじゃないし、彼はきっと前菜の100%フォアグラのことを避けてほしいと言っていたことにしようと勝手に決めて、黙ってた。


そして、他の同僚がパイの説明の時にフォアグラと言わないように、自分で料理を運んで『お肉ときのこのパイ包みです』と説明。


しかしパイの断面図にはわりとがっつりフォアグラの存在が確認できたが、、そのまま出した。


ちょっとドキドキしたけど、てかドキドキするくらいなら最初からフォアグラ無しで!とシェフに強調すりゃ良かったが。


遠くから見た感じ、お客さんは何も気にせず食べている。


大丈夫そうだ。


最終的に平らげた。


私も実はフォアグラは苦手だが、ローズマリーのフォアグラは食べれる。


しかもパイの中だから 結果オーライ。


今度からは直前にメニュー変わることもあるから気をつけよう、、。


今回も完食。さすがです。



そして今日は韓国人の家族がかわいかった。息子は一張羅の蝶ネクタイで登場。


私がちょこちょこ声をかけて、シェア用のお皿なんかもこちらから提案して出したりしてたら、毎回ものすごく優しい笑顔でわたしにお礼を言ってくれて、会計時、お父さんの動きがおかしいと思ったら、必死に私の手にチップを握らせてきてマジでウケた。


あとで見たらなんと20ユーロも!わーお


あなたは日本人?あなたのおかげでとても楽しめた。あなたはすごく優しい。近くに住んでいるから、また必ず来ます と言って。喜んで帰っていかれた。


そういえば、写真を撮ろうとしていたので、こちらから声をかけて撮ってあげた。大したことはなにもしてないが、それも良かったのかもしれない。


なんど味わってもこの瞬間はたまらん。自分のしたことで人が喜んでくれるって 楽しいな。しかも仕事なのに。


ローズマリーは それぞれのお客さん達と何回も、ゆっくり触れ合えるから、3時間でこういうことができるのだ。


注文、前菜、メイン、デザート、コーヒー


この度にお客さんの反応を確認し、最後には100点満点になり、お互いに笑顔でお別れする。


チップを狙って接客 なんて別にしたことないけど、ふと思ったのは、私の場合、お金って、必死にお金を稼ぐのを目的にして働くよりも、いい仕事、自分が好きなやりたいと思う行動で仕事をしていると、後からお金がついてくるようだ。


数字に好かれてる人はお金を稼ごうとしてたくさんお金を稼げる人もいるのかもしれないが、私の場合それだとあまり向いていないらしい 笑


だからギャンブルとか、宝くじとかも、当たった試しがない。


話はそれたが


激混みじゃないせいありニナもリラックス。先週は混雑してたからニナも責任感でテンパって私に叫んでいたんだろうな。


シェフとニナは必死に仕事している時のモードが似ている。プロだから。