9月6日(金) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

プログラム内のため無料だったのて、予定外に、TCFという、フランス語版TOEICのようなテストを受けたところ 予想通り、B1止まり。


2023年に日本で受けた時もB1。でも自分の中ではあれはギリ滑り込みで受かったB1と思っている。


その状態で語学学校を1年やったわけだけど、目標B2には辿り着かず、B1の終わりくらい止まり。


語彙力は増えていても読解力が足りない。


とにかくこのB1からB2までは大きな違いを感じる。


B1は日常会話や旅行では困らない程度、でもB2になると独立した話者で、長文や複雑な会話も聞くことができ、討論を能動的に続けることができる。となると当然自分はそのレベルではないのはわかっている。


それにしても、日本で受けたTCFがたまたま当てずっぽ回答が合ってたのか、文法に関してはB2だった。あれ、絶対 まぐれ。


で、当時の総合特典は340点台だった。

今回は360点だから あまり発展してないし、B2の400点までも遠い。


でも実感としてあったのは、聞き取りは結構聞き取れた。が、問題に対する答えがビミョーなニュアンス違いで答えるのが難しい。


つまりは単純で、これまでの、受け身で授業受けて宿題するだけで満足してたんじゃなくて、自分で単語書いたり問題集解いたり能動的に勉強して刷り込まないと私はB2には到達しないとわかった。そしてなによりも、微妙なニュアンス違いの理解力。初級のように明らかに違いがわかる回答ではなくなってくる。


逆に 春に受けたDELFは、一生有効な資格な上に、選択問題だけじゃなくて文章問題や作文もある、面接も と難易度が上がる。そんな中でも合格できたのはほんとに嬉しかった。あの時。


というわけで

↓これが2023の日本受験時と今回の結果







その後はまた新居へ。すると



おお!仕事早いじゃん!紙ではないちゃんとしたネームプレートができてる!


ついに1年かけてちゃんとした住居と住所。

嬉しいわー。


エレベーター降りてきたムッシューもかわいい犬連れてさわやかに挨拶してくれたし


玄関ホールがほんのりいい香りがするのも良い。

パリって、場所によってまじであるまじき臭い匂いがしてこまる。


例えば今いるオデオンも、場所もアパートも立派だけれども、なんとなーく 下のホールが下水臭い。玄関降りると目の前に浮浪者の人も寝てるし、そしてたまに 、、尿臭い気もするし、前のサンドニは、清掃の人が使ってる薬品が臭くて、綺麗にしてくれてる割には、清掃後が不快だった。


・・で、この後だ

またフランスはツンデレぶりを発揮


なんと ドアの鍵が、回るけど抜けない。

上下2つ設置してあるうちの上が。


これは元々言われてたことだったんだが、今の所力を抜けば大丈夫だったんだけど、今回ばかりはどいにも抜けない。しばらく汗が吹き出るほど格闘し、でも抜けないから、諦めて差さったまま入室。


人差し指の皮が向けるほど 格闘。


とにかく暮らしに必要なものはなんでも売ってるから と大家に紹介された、ユニディみたいな 個人でやってる雑貨商店に飛び込み。パキスタン系な雰囲気のムッシュに 「あのー なんて言えばいいんだろ 鍵の穴に差す油欲しいんですけど」と言うと わざと顔をしかめてわからないふりをした後に 「冗談だよ わかってるわかってる これね」とクレ556的なWD-40てスプレーを出してくれた。6.70€と高いけど そんなの構わん。あ、そういえば!と私は 大家に言われていた、配管用の水漏れ防止パッキンを思い出し 「これも欲しいんだけど、サイズが合うかわからない」と配管の写真を見せると これまたすぐに ゴムパッキンアソート(なんとあらゆる輪っかが55個入りで2.5ユーロ 笑)を出してくれた。




そっこーお買い上げ。


帰って扉に油差した


・・・ ん? っ 抜けない!


まじかよ


ま、確かに そんな簡単なもんではなさそうだ。


諦めてまた放置し、ふと後で力を入れず触ったら、抜けた!


でもこうなると、もう一度差したくなる。

だって、この先二重鍵でいくのか、仕方なく下の一つの鍵だけで生活するかの選択肢。


そして刺したら やっぱり抜けない!


でもこの直後、私は発見した。

はっきりとしたコツがあることを!


それは 鍵穴の周りの○部分。

ここが手前に少し出っ張っていると鍵は抜けなくなってしまうことに。でもそこを押さえながら、出っ張らないようにすると、すんなり抜けることに!


なにこの嬉しさ。なにこのツンデレ。


というわけで、クレ556は必要無かったが、鍵のコツを攻略できて満足。


そして今日は急いでる時ではなく時間がある時で良かった!


この後は楽しみにしていたローズマリーのみんなでイタリアン。


ニナとシェフ、つまり会社が私たち全員10人を招待してくれたのです。


元々このレストランはニナに美味しいと聞いてて気になってたし、ちょうど私たちも明日から休みで節目だし。


今日は寒くもなく素晴らしい天気でテラスでした。





遅れて登場したニナとシェフはなぜかプライベートで会うと服もなにも変わらないのに、本当にキラッキラとしている。日頃の、内側から出る人間力なのだろう。

全員さっきまで一緒に働いててひさびさでもなんでも無いのに、仕事中ではない、満面の笑みで私たちとハグや握手の挨拶。


『夏の間疲れ様!オリンピックに乾杯!』てセシルが言ってて超ウケた。いやいやアナタ、オリンピック中ずっとパリにいなかったじゃんか!笑


そしてこのセシル、オリンピックは現地にいなかった分寂しかったのか、パラは観に行きまくってるしテレビでも全部見てるらしい!


なんかフランス人て単純なの?かわいいわー


私の先は一緒に働かない昼チームのクマ、セシル、ルイがいてちょうどよかったかも。普段絡まないし。

毎度のセシルはやはり持ち物全部わたしの好みでかわいいし、ルイもめちゃいろんなこと知ってるし 、バランタンは21世紀少年のタトゥーしてるし、途中ジブリと日本のアニメで超盛り上がったわ。


セシルならわかってくれるとは思ってたけど、さすが、やはりジブリ大好きだったことがここで発覚。ほんとによくわかってる。セシルは普段から映画見まくっててなんでも知ってる。嬉しいわー。


日本人の友達と同じように『そー!それそれ!!そのシーンいいよねー!』って語れるってなんか最高にハッピーだわ。


相手(わたし)が思わず目がキラキラして前のめりで語り出すような そんな質問をしてくれたセシルに感謝。


帰ろうとしたら、カラオケならシホも行くって!という冗談にルナがカラオケ探し始めたが、やはり近くにはそんなもの無く、途中退散するタイミングをなぜか逃し、そのままバーで、最後までいた。


わたしはほとんど微笑んでみんなのマシンガントークを俯瞰してただけだが、後半はルナともバイクの話できたり普段しない厨房の情熱聞けたり、シェフとセシルの仕事の熱い言い合いを聞けて、仕事できるセシルでも私と同じ不満をシェフに言

ってたり 改めて自分にとって良い仲間で職場だなあ と思った。


みんな飲みまくってて、帰りにセシルが酔っ払って 『そこのフィアットの間 失礼します』と言い出してこっそり路ションしてて超ウケた。

43歳の母である。


その後もバランス崩して駐輪場でよろけてるし、これ、チャリ用のヘルメットと反射ベスト着てますけど、まじでやばい飲酒運転じゃん 笑


私はヴェリブで帰ったけど、改めて電車も気にせず(そのせいで帰るタイミング逃してけど)便利だわ


お店がオリンピック中あけてくれたおかげで夏は本当楽しかった。

そしてちょうど引っ越しと1年の節目に2週間休み。どこまでも私のためのようなタイミング。


なによりも、ここで働けて良かった。最高の職場。