8月31日(土) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

というわけで 29日に内覧、30日に返事して、書類をメールで送り、その日に返事をもらって、翌朝、つまり今朝、9時に大家さんから電話あり 10:45(刻んでくる 笑)にアパートまで来て とのことで アパート到着。


とんとん拍子とはこのことで、やはり決まる時は決まるのだ。


玄関コードを教わって部屋まで、そのまま部屋の確認と書類記入 契約。


ヴァンサン、51歳。バスクのボーダー着ててオシャレじゃん。


随所に彼の人柄や信頼できそうな感じが見えたし、ますます良かったと思った。


彼はご家族で南仏に住んでいるが、お母様が私のアパートからメトロで数駅のところに住んでらっしゃるそうで、なにかあったら安心かも。


おそらく、結構な教養とキャリアもあるのではと思われる。大学で法律を先行して そのまま法律家になり、自分で不動産業をしたり と様々な経歴あり。なんかあったとき益々頼れそうじゃん。パリをよく知ってるし。彼自身も一時期この部屋に住んでたそうだ。愛着がある部屋なのかもしれない。


て、ずいぶんと都合良く見てるかもけど、やはりちゃんとした人かどうかって大事だわ。


部屋内は長年の住んでた方の退去と共に自分でほぼ一新してくれたみたいで、改めて見ても家具も壁も綺麗だった。


レンジや流しの掃除もよくしてくれてる。当たり前かもだけど、フランスだとここまで期待できない。


勝手の良い家具の取り付け方もだ。『ここもうちょっとこうなら使いやすいのに!もっとこうしたらいいのに 惜しい』て場面 フランスだとしょっちゅうあるけど 彼の場合、それを自分から便利なものを探して取り付けてくれてる感じ。まじ使える!


話しやすいし トラブル時もなんでもガンガン相談できそう。


私は今回パスポートに加えて、多めに3ヶ月分の給料明細と、怪しいものではございませんよという意味を込めて履歴書と、自分の今の滞在目的や自己紹介も添付した。更には銀行口座と残高も。


それがよかったみたいで 向こうもすぐ決めてくれた。


自分でしなきゃいけないのは、電気の契約とwifi。さっそくりえさんとシャーリーに相談したらどちらも民間の大手、energiというところらしいから、速決め。オンラインで住所入れたら、その数分後にSNSで 『このあと担当者から電話が来ます』との事前知らせ。電話に出たら、今アパートにいないから電気メーターの情報が無いと言うと、担当者は前回住んでる人の名前を聞いてきた。日本人の人の名前と綴りを言うと、すぐに情報を引き出してきて月の平均額を設定。60ユーロで大丈夫ですか?と聞いてきたけど 大丈夫じゃないけど、正直わからんから それでオッケーした。


一節によると、フランスでは月の予想額を定額で引かれて、あとで差額を退去時に変換されるそうだ。


7日以降もう自動的にさっそく使えるそうです。なんて早いのでしょう。フランスでこんなに上手くいくと感動するわ。


帰ってたまたま手帳を見たら 15区に住んで住宅手当をもらう と書いてあった


まだ住宅手当はもらってないけど 思い描いてた本命を引き寄せた。


ウキウキしながらスーパーに行くと、私が取らない卵をムッシューが代わりに取ってくれたり、バスの中で車椅子を使ってる人に対して、周りの乗車客たちがこぞって助け、運転手さんも、どこで降りるのか聞いてあげたり と 他人に対してあたたかい人たちだなぁ と気分が良い。


夕立みたいな大雨の後の空が好きである。

厳密には、雨の後に晴れた時の自分の気分が好き。