8月29日(木) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

毎日気持ちよい快眠。

同じ時間に自然に眠くなり、事前に起きる。

これは規則正しい生活だからなのか、フランスにいるからなのか。


ところが今日は耳栓して寝てなかったら朝方2回もゴミ回収車の音で起こされた。何曜日に回収なのか把握してない。パリの街中でどこでもあるやつ。すごく早い時間帯から容赦なく開始してるので、油断してるとこうなる。かといってもっと遅い通勤ラッシュなら時間帯だと渋滞を引き起こすから早朝なのだろう。


今日は学校でアンに合うや否や、パラ開会式見た!?って もうまじでめっちゃハマってんじゃんか。

学校あと残すところ1週間。厳密には4日間。

ほんとに1年だわ。


9月からも滞在延長する気満々なので、2年目はいよいよ自分の城を探すべくアノンスに出てた一件見つけたアパートに問い合わせた。


その物件がピンときたのは以下の理由

・日本人用サイトなのにフランス語のみで載っていた(日本語しか話せない希望者には語学面で敷居が高いからライバルが少なそう)


・フランス人大家さんとの直接契約(私は十分な収入も保証人もいないので、不動産屋の審査は難しいし、不動産屋への手数料は払いたくない)


・写真は載っていないが、自分の本命の15区!で16m2と書いてあったので広さも充分と思われた。


・6階だけどエレベーター付き


というわけでピンときて問い合わせた。

だいぶ前に載っていた物件なのでもう遅いと思いきや、大家さんから丁寧なメールが帰ってきた。


『まだ空きがあります。今リノベ中だから 来週見学に来れます』とな


リノベしてるってのも好感触。

つまりは綺麗にしてくれてるってことよね。

返事の感じもすこぶるよい。信頼できそう。


その後のやりとりも、毎回返事も早くて感じがよかった。


実際今日見学にいっても、なんか想像通りの、信頼できそうなムッシュー。

ご本人は6年前にパリから引っ越して、今南仏のバーに住んでるそうだ。


アパートは閑静な住宅地。メトロは路線2つに挟まれていて どちらも徒歩10分はかかるのだけど、2択なのは良い。近くにヴェリブ(パリの乗り放題チャリ)のステーションもあるから、なんならそれ使えるし。


建物も、オスマン式ですごくかわいかった。玄関ホールのステンドグラスがお花の絵でめちゃおしゃれで、エレベーターも当時の造りで超かわいい。廊下が広々してるのも良き。


部屋も シンプルで広さは1人に十分。値段も妥当だと思った。


めちゃ広いソファベッドは広げるとさらに下からもう1つベッド出てくるし 人を泊めることもできる。大きなミラーとキャビネット、テレビ、小さいけれど新しいIHのキチネット。暖房あり。


洗濯機は例によってないけど、すぐ下にランドリーだから問題なし。スーパーのフランプリもすぐ近く。


コンパクトな部屋ながら、大きな窓と天井が広いのが素晴らしい。


水道代は込みなので 自分で払うのは電気 あとは必要ならwifi契約。


なによりもリノベを大家さん自身がやってるのも、思い描いてた理想でした。フランス人は自分でなんでもやる人が多いけど、つまりそれだと、何かあった時にすぐ対応してくれるし、折り畳み式のテーブルとか取り付けてくれててすごく使い勝手が良さげだった。

住んでるのは南仏だけど、彼の感じならイレギュラー時の対応も早そう。


気になったのは隣の部屋、近過ぎていろんな情事の音が聞こえてくるんではないかと思ったが 大家さん曰く ドイツ人がセカンドハウスにしてるから、普段はいないらしい。


そして、信頼できるかどうか、居心地が良いのかどうかそれとなく確かめるために前の入居者情報を聞いたら、日本人が6年、その前は3年 住んでたそうだ。つまり 長いのはいいことだ。


え、なんかもう ここに決めちゃいたいわ。


でも他にもライバルいるのかしらと聞いてみたら、あまりたくさん見学者はとってないけど、家賃ちゃんと払ってくれて、綺麗に使ってくれる人が良い、と。

はい。綺麗ならもう任せてください。って感じ。

(前回のパリ滞在時の退出時 不動産屋に 住む前よりもあなたが住んだ後はアパートが綺麗になった と言わせた実績あり 笑)


んでもってその大家さん、たくさん問い合わせは受けてるけど どの人も3ヶ月とか6ヶ月とか短期なんだよね と。


お、これは 勝てるかもしれない、、。

と思い。


とりあえず 最低でも1年 その後3年くらいいる予定 と 長めに伝えた。


14年前同様、1発目で決めそう。

先に進むには、これと思ったらもう決めるしかない。


多少高くても相場だし、パリ市内でこれ以下だと確実に自分の最低条件が満足できないし

14年前もそうだったけど、先に住む場所決めたら、それに見合った給料があとからついてきた。


きっと今回も、この感じ、決めちゃえば、その分収入もなんとか増やせそうな気がする。いや、むしろ自分を追い込んで増やすしかない。


というわけで 持ち帰ってしっかり考えて 大家さんが南仏に帰る前に早めに返事をしたいところ。



今日も仕事はいい感じ。

私が成長したおかげで店はカオスを引き起こすことがなくなった。


お客さんがお皿を下げる度にめっちゃ満足して喜んでいるので、そのままの感想をなるべく厨房に伝えることにした。


今日はニナが めちゃくちゃ俳優ににてる人がいるって騒いでたけど、私からしたらパリのお客さんてみんな映画俳優に見えるわけ。


今日はベリーショートの美人が非常に多くて、ショートの人ってだいたい服もセンスいい。

もう目の保養。あれで一般人ていうね。

その人が私と同じユニクロのミニショルダー持っててまじオシャレと思ったわ。


今日も充電切れやらトイレやらで困った人シリーズを助けたけども、最後の最後に店の目の前で喧嘩してる外国人がいてニナとシェフで止めに入ったけど、やめる気配ないからニナがキレて警察に電話してた。


お客さん達は皆反応よく、お皿をほとんど残すことなく平らげていた。

『今日はみんな優しい人ばっかだわ。11番テーブルのおじいちゃん以外』とのニナの発言に爆笑。

1人だけ唯一やたらいろいろ要求してくるおじいちゃんがいたのだ。


ローズマリーはツーリストインフォメーションであり交番です。


いろんな人がきては世間話して立ち去っていく

、日常映すだけで結構おもしろい番組になると思う。