8月18日(日) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

ロワールの古城巡りやヴェルサイユ、近場の他国等、1日遠足の行き先にいろいろ迷った挙句、今日はジヴェルニーのモネの庭に行くことにした。


偶然、前日にオルセーの待ち列で話しかけられた日本人ご夫婦がジヴェルニーに行くとは聞いてたけど、行き帰りのパリ往復も全く同じ電車だった。


こちらはなにもしていないのに、お世話になったお礼を会いたくて また会えてよかった と言ってくださった。

ジヴェルニーは予約して本当によかった。特に週末。すごい列で 少しずつ入れてるようだからこれは待つとなると1時間はかかりそう。


モネのお墓の教会も行き、帰りは街中のパン屋も堪能。

少し離れただけでのんびりとして物価の安さもあって パリは、、って嫌がるフランス人の気持ちもわかる。私はむしろパリ大好きだけど。


帰りの電車結構混んでて、別々に座ったのに、サンラザールに着いたら例のご夫婦は私たちを待ってくれていた。気さくで2人とも笑顔が素晴らしい、良い人柄の滲み出てるお二人。記念に写真とらせてください と 奥さんが私たちと旦那さんの写真を撮ってくれた。

ほんの一瞬でとても気が合った、旅の良き出会い。


順調に早く帰れて、15時にサンラザールに戻れた。18時からはフランス人の友人の2人を呼んで我が家(私の家ではなくマダムの家です)で夜ご飯なので 私は自転車で権兵衛に行き、おにぎりを調達。姉達はまだ3時間あるからと 念願のヴィトンを買いたいようで、ボンマルシェに行った。

シャンゼリゼのヴィトンではパスポートを持参していなくて免税品を買えなかった。

それにしても、高級ブランド店に全く躊躇なく一直線に入っていく様子はたくましい。


私があまりにもそういった世界が疎遠で、勝手に苦手意識があるので。しかしパリの良いところは、そんな高級なブティックにも開かれていて 他の観光客も半袖短パンサンダルで入ってるから 確かに自分だけが苦手意識しすぎなだけかも。


途中迷った と電話がかかってきて、アナログでGoogleマップも使わないし、こういうところは鈍臭い方向音痴なお騒がせ姉。


18時ぴったりにシャーリー登場。

もうさすがすぎる。日本人より日本人らしいフランス人。飲みたい飲み物だけ持ってきてねと言ったら、お水とアップルティーとワインと 誰にでも飲めそうなものを選んできてくれたのもさすが。


初めはよそよそしかった私たちも、途中で翻訳機能を使ったら爆笑で 姪は折り紙を披露してプレゼント、叔母は抹茶とお菓子を披露。楽しく過ごせて良かった!


観光で疲れていたら帰るので言ってください とか、自分も観光の時早く起きるから気持ちがわかる とか シャーリーはいつも優しすぎる。


帰りも、片付けを手伝おうかと言ってくれたり。


姉は帰りは送らなくて大丈夫と言うから私は送らなかったら、シャーリー達と途中まで一緒だから安心してたけど、夜電話かかってきて また迷ったと言い出した。暗くてわからないと。


シャーリーがわざわざホテルまで送ろうかと言ってくれたらしいけど、大丈夫と断ったら案の定迷ったらしい。


その後自力で着いたけど なんとうちから20分の距離に1時間ぐらいかかってしまったオチ。


身内で喧嘩したり不機嫌になったりしてないかと不安になったが 最終的にそれも楽しかったらしい。


確かに、迷うも旅である。ずっとガイドに着いていくより、自力で歩く方が楽しい。


スリやらいろいろビビってた姉も、この頃にはすっかり街の勝手がわかってきた様子。