7月14日(日) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

今日が革命記念日なのに花火は昨日やっていたようです。


マダムのアパートはあたたかみがあり、過ごしやすい。テレビにラジオに、いろんな道具。あっちの部屋でコーヒー飲み、こっちの部屋でコーヒー飲み、なんだかホームアローンのケビンのような面持ちです。


スーパーで買い出し。

やたら炭酸が飲みたい。

気になる飲み物があってじーっと眺めてたら、レジのお姉さんが それサンプル無料だから持って行って大丈夫ですよ と 親切に教えてくれた。

いつかのオランジーナ状態。

もう日本だったらキャンペーンガールがこれを配ってるはずだが、置いてあるだけでウケる。

フランスの飲み物はとにかくおいしい。

質が良い。

ただ砂糖を混ぜただけの炭酸の味じゃなく。ジンジャーエールもホームメイドのようなまじな味がするし リモナードもしかり。


祝日なので、レジも1台しか開いてないが、この辺りのセレブな住人はきっともうパリを脱出しているようで、スーパーもガラガラ。


立地がいいので、ついフットワーク軽く出たり入ったりを繰り返してしまう。

家の真下のメキシカンのお店でブリトーランチした。ディズニーランドパリで食べたやつがめっちや美味しくて それを思い出した。


ランドリーの偵察をして 歩いて5分でセーヌ川へ。暇だから歩きながら姉家族に電話。いつもと景色が違くてびっくりされた。


オペラで日本食材買って、帰りは電車でオデオンへ。


これまではわざわざ市内に来てカフェしてたけど、アパート自体が素敵だから家でコーヒーを飲んだ。


言われた通りにお花にお水をあげました。


シャワーが、見た目以上に使いやすくて素晴らしいのです。なんというか 小さなバスタブなのですが、これが私のサイズにぴったりな上、バスタブ時代に段差がついてて、座れるのです。これ めちゃ勝手が良い。つまり、日本のお風呂の洗い場式で身体が洗えるのです。湯船に溜めたわけじゃないけど、立ちながらのシャワーと違い、久々に足の指の間までしっかり洗った気がします。


シャワーカーテンも 「短すぎやん!」とか「むしろ無いやん」等の海外あるある問題も無く、ちゃんと機能してるし 綺麗だし。


そして、なにげにシャワーヘッドが切り替えられてちゃんと熱々のお湯が満遍なく浴びれます。これ、当たり前だけど、外国(フランスの古いアパート)だとそうもいかないから。


んで、横に台もあって置く場所充実してるし 上にはなんと、引き出し式の物干し着き。

え、まじでここフランス? 日本ばりの、小さな空間内の機能と利便性 笑


ここまで褒めるにはわけあって、ほんとフランスのシャワールームって狭かったり不便だったりなんてザラなのですよ。ま、自分の経験よりも人から聞いた話の方が多いけど 実際当たり外れは大いにあるから 期待できなかったのです。


というわけで、シェアハウスで23時までの時間制限があったため、働いて以来10カ月間、朝方シャワーだった私ですが、今日から夜シャワーに変えました。やっぱり気持ち良い。とくに 座りながら(これポイント)浴びれるシャワー。ラジオを横に置いて。


部屋はランプが当たり前です。間接照明のあたたかみは良いです。


椅子の置き方が素晴らしいです。椅子って、壁沿いやテーブルの下にだけ置くものという感覚でした でもここでは違うのです、部屋のど真ん中に ポーンと置いてある。それがめちゃセンスいい。テーブルの椅子も まっすぐではなく、斜めに置かれているのです 2つの椅子が、丸テーブルに向かって八の字に。



いろんな道具に個性があり、使い方にコツがいります。

両開きの棚の扉の閉め方も 左から閉めないと閉まらないとか、4つあるコンロは 右下はいまいち元気が無いとか


いつもと同じご飯と味噌汁なのに ここでは鍋に入れただけで美味しそうに見えます。

真っ白だった無機質なシェアハウスとは また違う。


お茶碗が無いから カフェオレボウルで代用。


そういえば箸もない けど 割り箸持ってたわ。コメ炊いたらシャモジ無くて、ナゾのヘラで代用したらくっつきまくって大変。しゃもじゲットしなければ。


そして発見した昭和柄鍋 ユニバーサルスタンダード。

これでカレー使ったら絶対美味しさアップでしょ。



そしてマダムのお部屋 ミラーハウスです。

鏡の間。

ミラーいっぱい。

片側の壁一面ミラーとか。

トイレにある鏡なんて 白雪姫のやつじゃん。



本棚から、マルセル・プルーストの失われた時を求めて を発見。

毎晩読んでみます。


本当のパリジェンヌのお宅。楽しいわー。