6月4日(火) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

すごく良く寝たんだけど、いまいち身体が重い。

学校の最中にちょっと悪寒が始まり、これは熱がある時の身体の感じ。


なんだか食欲が無い気がする。そしていつものように身軽に歩けない。


こんな時はユンケルで仕事を乗り切りたいと思ったら、買い物したスーパーのレジにそれらしいエナジードリンクを発見!


飲んでみたらまさにあの味。生姜なんかも入っていてカーっと辛い感じ。4時間は効くと書いてあったから気持ちで乗り切る。


そのおかげが、出勤したら忙しさに体調不良は忘れた。しかしなんだか悪夢みたいなオペレーションだった。自分にとっては。


テラス席ができて広くなってからどうも上手くできない。


誰が何をやってるか把握しきれず、短期バイトのアクセルと共にニナにめっちゃ怒られる。


ニナが余裕無いから下にいる私も余裕が無い。


ニナも私も自分の目線、視点で物を言うから、相手が今何を考えてるのかまで把握できてない。


私には口で逐一それを伝えるエネルギーも暇も無い。


だから同時にいろんなことを言われて、同時に処理できなくて混乱する。


それはともかく、やりましたよ。出し間違い。

最悪!

ニナのお姉さん3人の家族が食べに来ていたのに、そこに出すはずのミニサイズの前菜を、他の3人の同じくミニサイズの6皿メニューと間違えて出してしまった。


どちらも3人で同じタイミングな上にシェフのサプライズメニューなので、お客さんもニナの姉家族も違うものが出てきても気づいてないが、ニナのお姉さんは前にも食べたことあるものを出してしまったし、なによりシェフがせっかく考えていたものを台無しに。


間違えたのには理由があって、1時間ほど前に来ていたお客さんがニナのお姉さんと同じものを提供されていたので、自動的にこれはサプライズメニューだと変換されてしまった。しかし。やはりどこかネジが抜けてるか本当にアホなんじゃないかと思うのは、そのサプライズメニューをシェフに注文時に確認しに行ったのは私自身だ。ニナのお姉さんのメニューも確認しておけばよかった。とにかく、バカだった。


それ以外でも、来たお客様順に注文を取れずにだいぶいけてなかった。フランス人以外の何人とは言わないが、めっちゃ急かしてくる奴が1人いたし。なんてーか 次のフェーズに移った(と前向きに)思うのが、始めた頃は全員お客さんが神のようにおおらかに優しく思えたが、そこそこ、少数ではあるがめんどくさい人もいること。

それでも日本のように連呼されることはなく、あくまでこちらが主導権を握れることには変わりないが。


ま、それは置いといて。


こんな中でも対応したお客様はすごく優しくて喜んでくれた。救われました。


ドイツ人はいつも99.9%良い人たちなんだけど、今日のお姉さんも、私は日本人と言ってないのに「アリガトーゴザイマス」とスラスラな一言。めっちゃくちゃ胸キュンでした!


めっちゃ可愛らしいおばあちゃんも来てたし、ニナ姉の旦那のクリスチャンは英語でめっちゃ絡んでくれるし。


優しくされながら、ニナ軍曹に尻を叩かれながら終えたけど。


毎度感じるのは自分の不甲斐なさ。

日本では仕事してた時にいろんな人のフォローをして未然にいろいろ事故を防げる立場だったのに、それができないもどかしさ。


そんな私をわかってるようで、普段多くを語らずクールなアクセルは、『大丈夫だよ』と言わんばかりにウインクしてくれた。まじで救われました。超イケメンやん。


帰りがけは疲労と悪寒を思い出し、幸いニナが今日は時間通りの23時に帰してくれたから良かったが、寒い。絶対熱がある。


帰って計ったら37.5度。この体温計は低く出るから、実際は38度くらいあると見た。ビンゴ。