結局 到着から最終日まで ずーーっと快晴。
今回もなんてラッキーな人たち。
14年前もそう、今回もそう、来る人たちの時に良いことばっかり起こる。
最終日だけど、体調不良の友人が復活してめちゃくちゃ嬉しい!
みんなは朝からオランジュリーに行くので、私は翌朝の早朝チェックアウトをアシストするために、朝ごはんを食べに行ったついでにそのままアパートに残り掃除をした。
オランジュリーが終わるタイミングでルーヴルに向かい、ピラミッド前で合流。作ってくれたサンドイッチをベンチで食べて、11:30の入場でルーヴルへ。
変わらずに引くほどの人、人、人。
観る気が失せるほどの人。
モナリザを鑑賞するのは不可能なので、モナリザの写真を撮る人を撮るという。
もう、インスタのせいよ。写真だけ撮って、何も記憶には残らない旅をする人達。
ドゥノン、シュリーと回ったらもう体力と集中力の限界で、なんとかリシュリューまで辿り着いて、カフェアンジェリーナに並びました。カフェはまあまあ席数があったのと、場所がリシュリューなので、並びはしたけど、すぐ入れた。店員さんもとても優しくてかわいかった。しかーし アンジェリーナのモンブランもパリブレストも甘すぎてびっくり!なんと全部食べれなかった 笑
なんならちょっとだけ後で胸焼け というか 気持ち悪いというか。そして当たり前だけど高い。
でもあれ以上歩けなかったので入って正解。
最後にカルーゼルルーヴルで買い物したけど、横にルーヴル専門のユニクロができてて、かわいいモナリザのTシャツ売ってた。
そこから歩いてオペラへ。
もうとにかく予約制は時間に縛られる。
1日に美術館3つは体力も時間もきつい。けど、これもロンドン挟んでしまったから仕方ない。
ま、普通の人の平均的なパリの観光に比べたらだいぶゆったりと自由にしてるはず。
オペラ後は一旦3時間ほど各自自由時間にして、19:30に私の元職場、サンドミニク通りのココットで待ち合わせることにした。
連日の寝不足とアンジェリーナのスイーツでちょっとダウンぎみな私は昼寝しに家に帰り、買い物したい子は買い物、夜のディナーに合わせて風呂に入りたい組はアパートに戻った。
19:30
久々のココット。
オーナーも雰囲気も変わってしまって敬遠してたけど、結果から言うと相変わらずすごく良かった。
ここにした理由は、他の候補が休日で休みだったからなんだけど、結果的に大正解だった。
そして結構賑わっていて直前に予約して正解。
責任者らしき店員さんは、なんとなく昔、隣の系列店で働いてた人な気がした。
やはり観光客慣れしているお店だし、フレンドリーで、クールだと思った責任者の人も最後の方はたくさん冗談言ってくれたり日本語話してくれたり、他のおすすめのおいしいお店教えてくれたりと 感じが良い。
シェア用の小さなお皿も出してくれて食べやすい。
散々自分が普段働いててそれを知っているのに関わらず、なんだか疲れすぎて、5人に対して4皿頼もうとするマナー違反な観光客ぶりの私 笑
1人一皿が決まり と言われて、あ、そうなの?と知らないフリ 笑
1人メインは1皿頼まなければいけないとメニューに書いてあった。むしろこうやって書いてある方がいいね。
「せっかくならここでしか食べれない物にしようよ」と いいことを言う。
やっぱり私の友人達は、楽しみ方を知っている。
前菜は日替わりアントレのホワイトアスパラガス!食べたかった! とシーザーサラダとエスカルゴをシェア。もう、大正解! アスパラが4本も乗ってて、2つ頼もうか迷ってたから1つで良かった。すげー量。全体的にローズマリーより高いだけある。
ココットはかなりカジュアルで本格的な料理が楽しめるお店だけど、値上がってるのは当たり前だけど、ローズマリーに比べるとワインもなにもかも少しずつ高い。ローズマリー、改めて、素晴らしい。
他の人に運ばれていく料理を見て、めっちゃ美味そう!なにあれ!と言う友人達のテンションに、自然と自分も嬉しくなる。
エスカルゴバターがめちゃくちや美味しかったのに、この先のメインを考えてパンは我慢。
全部ストウブ社のココットで出てくるコンセプトはやっぱり楽しい。そしてカウンターだから1人のお客さんも多いのが良い。
メインは私も気になっていた、ピジョンと牛肉のタルタル! これは両方初めて食べたけど、めっちゃ美味かった! ピジョンの食感が素晴らしい。付け合わせの野菜も素晴らしい。タルタルは、まるでマグロと同じ味。刻んだ玉ねぎとの食感が素晴らしい。
昔から変わらない味のじゃがいものファルシイも美味しい。サーモンとラタトゥイユの野菜の食感も。そしてイカ墨のリゾットも美味しい。
ローズマリーに来れない人たちに、ちゃんとしたフレンチを味わってもらいたいと思ってたけど、最後の最後に思い描いていた状況が実現できて本当に良かった。
岡さんは買ったばかりのモナリザのTシャツ来てワイン飲んで酔っ払ってるし、体調復活したふりちゃんは肉美味しそうに食べてるし 夢のような瞬間。
がっつりデザートまで
定番タルトショコラとクレームブリュレ、チーズも頼んで コーヒーまで
店も満足、客も満足なマリアージュ。
これで終わりではなく、22:30に店を出発し、そこからシャンドマルスへ
日没が遅いので、エッフェル塔のシャンパンフラッシュを見ていないのだ。
夕立の名残で水たまりがいっぱい
さわやかな夜散歩
23時を迎える時にセーヌの橋で止まり、キラキラのライトアップを堪能。
そのままトロカデロまで歩いて 記念撮影して帰りました。
最っ高に楽しかった5日間。
人生って、願えば、やれば、叶うのですな。