2月6日(火) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

今日は(も)グループワークが疲れた。

話が長すぎる上に要点がまとまってない、結局何が言いたいのかわからない例の彼の話を聞くのが辛い。母国語でだったら聞く余裕があるが、発音も聞き取りづらいし、とにかく長い。忍耐だわ。

注意散漫でスマホばっか見てて人の話聞いてない。って はっきり言って問題あり。


アンが提案で、自分への小さなミッションを作れって言ってたから、1日新しい単語を3つは覚えることにした。

スマホの中の辞書で意味検索したら、そのままスクショで保存、覚えたらノートに書き写してスクショ消す。


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仕事は濃厚な時間だった。


バランタンの友人がデュオリンゴで日本語を勉強し始めたらしく、書いたひらがなを見せてくれた。『ばらんたん』と書いてあった、かわいい。

まじでバランタンはサブカル詳しくていいやつだわ。


仕事中、最近は無かった、しったかぶりのくせに勘違いしてる自分がまた出てきた。

同じ要求でも、いつもと違う言い方をされると途端にわからない。

アペリティフ頼んで、あとでラム肉。それを、『仕込みに時間かかるだろうから早めにラム肉準備していいよ』ってお客さんは言ってたようだけど、ラム肉前に後でアントレ追加するかも 的な解釈してしまい。とりあえずシェフにもそれ伝達。

自分が曖昧な時って、やっぱりそのまま進めるといいことない。前にも反省した見栄張り。


この時点でお客さんに確認するか、ニナに頼んで確認してもらえばよかった、、。


で、結果的に問題はなかったけど、お客さんはやっぱり え?って顔してた。常連さんだから大丈夫だったが いまいち私と会話の波長の合わないムッシュだった。ましかしたらフランス人じゃないのかも。にしてもダサい対応しちゃったわ。明らかに食べ終わってる前菜を見て お済みですか? って言ったら 見てわかるでしょう的な顔されたしな。


しかし自分の勘違いが発覚した時点ですぐに私は修正に入ったから、お客さんには影響無かったし、こういう時のシェフとニナもすぐに私の尻拭いというか、何事もなかったかのように対応してくれるからさすがと思う。


自分的にも変わったと思うのは 間違えても自分で間違いに気づいて修正できるようにはなってるし、他の変化球はオーダー通りに1人で対応できた。


大事なのはきっと、しったかせずに今まで通りニナに報連相することだと思った。


今日はちょっと不思議なお客さんが多くてやりづらかったが 全体として悪くはなかった。

厨房はかなり上手く行ったようで、シェフがサービスの方が大変だったね って言ってたけど、厨房がうまくいったなら私は満足。


変化球多めで、書く仕草をしながら『クリヨン』て言われたけど全然わからず『クレヨン』だったことが発覚。てかさ シャーペンとか鉛筆をクレヨンて言うんだって!これだからフランス語はさ 英語と全然違うんだよ。


日本人からしたら、クレヨンはクレヨンで 他の何者でもないわけ。クレヨンていったら、ぺんてるとかのかわいいイラストの箱に入ったカラフルな、幼稚園児が初めて使う文具じゃんね。

おかげで覚えましたよ。クレヨン。



中国人のお客さんが来たんだけど早稲田大学に半年いたらしくて日本語で話してくれてすごく良い人だった。結婚記念日で来たらしいけど、そのメッセージをニナが見れてなくてほとんど何もしてあげれなかったのを悔やんでたけど 私は普通にディナーできれば十分だと思うけどなぁ。


ところで、ちょっと今日面白かったのが ニナが常連さんに愚痴ってた内容。『観光客とか カラフドー(水道水)ばっか頼んで客単価が低い』ということをこぼした直後 その常連さんに注文取る際「飲み物は?」と言ったら「カラフドー(水道水)」って言われて、その言い方とかタイミングが絶妙に面白かった。

ニナと共に爆笑して、ニナが「はい、みなさーん、カラフドー入りましたー!」的なことを厨房にも言っててまじウケた。


そんなニナは激務のせいか、元気に見えても体の調子がイマイチらしくて『あー なんかエスカルゴみたい、貝殻背負ってるみたいに身体が重い』って言ってて、ニナが貝背負ってる姿想像したらかわいすぎて笑えた。

本人は辛いだろうけど 面白く言うんだからさ。


あー こうやって笑えるようになってきたぞ。思った以上に伸びない気がして凹んでたけど、一応成長してるな。学校行って4ヶ月半、仕事初めて3ヶ月半。



例のニナの画家の友達の作品。かわいい。ニナはいつも、私が気付かないのをからかって『新しい作品気付いた?また見てないでしょ!!』って怒るんだから。笑