パリ脱出。
サンドニで初めてトラム使用。
臭いメトロの地下に潜ることなく、そのまま乗車でき、空いててきれいで快適。
RERで北駅に向かって、アムステルダム行きユーロスターへ。
パタパタが無くなって、全て小ぶりの電光掲示板に変わってしまい 旅情が無くなったなぁ。寂しい。
7ユーロの野菜キッシュとオレンジーナをコンビニぽいところで買った。
おにぎり、買ってないけどめちゃ高い。
日本のコンビニは神です。真似しようと思ってもだめです。
あれはアジア圏の特権よ。
1時間であっという間にベルギー ブリュッセル。ここまでは前にも来たことあるんだわ。こっから北は初めて。
3時間ちょいでアムステルダム着。途中雨だったから上下カッパで気合い入れたのに、付いたら止んでた。でも風がすごい。さすが運河沿い。
雲はパリよりも厚い様子。
天気良い季節はカラフルな絵本の世界そのまんまの街並みだと思われる。
着くや否や珍しく興奮してしまった。1人でおおー!とか言っちゃったよね。洗練された北欧に近い色使いに、レトロなパリで古い物に飽きてたのかも。ない物ねだりです。
トラムが主役の街並みはかわいい。
駅一歩出たら運河でベネチア状態。
チャリ道は完璧に整備され、しかもちゃんと信号守ってます。パリの危険爆走カオスとは違うな。
オランダだからインドネシア料理たべたかったんだけど、いいとこ見つからず、ふらり見つけたこのハンバーガー屋さんが大当たり。めちゃ美味しかったな。明日もう一回食べたいかも。
ハンバーガー11ユーロを高いと思わなくなってしまった。
(翌日は閉まってました。食べといて良かった)
お目当てのアンネフランクの隠れ家はイヴの夜に関係なく大人気でこの日も売り切れのよう。私の仲間たちがたくさんいましたが さすがに1人で来てるのは私だけだったような。
日本語オーディオガイド付きで1時間入り込んでしまった。
写真撮影禁止なのがすごく良かった!集中できるし、直接見て感じることに意義がある。
家具などはナチス侵攻時に取っ払われてしまって、部屋と写真などの展示だけなんだけど、それがまたヘタなニセモノを置かれるのと違って想像できてよかった。でもアンネの部屋には彼女が貼っていたであろうスターやエリザベス女王の写真がそのまま残されていた。そして最後には日記も。
世界中の人とこの空間を一緒に見学できたことが貴重。広島の資料館同様、当時の犠牲者が我々と全く変わらない素朴な生活をしていた人間であることが、なによりも戦争の悲惨さを物語る。いや、むしろ普通の生活が許されず、ユダヤ人という理由で太陽を浴びれず、音も立てられず、隠れて生活しなければいけない。
ホロコースト。本当に恐ろしい人間の過ち。
博物館の入り口にはあどけない普通の少女(アンネ)の写真がたくさん飾られていた。
2階がカフェになっていて 最後に利用することもできる。遅い時間じゃなければ入りたかった。ガラス張りですごく景色が良さそう。