コロナ時代の新発想 〜”加計呂麻島の旅(暇どぅ黄金)” | かんながら

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旅の記録です

奄美には、
 
「暇どぅ 黄金」
って言葉がある。
 
 
タイム・イズ・マネーの逆である。
 
 
「神拝みゅんくま 親拝むぃ」
 
遠くの神を拝むより、親(や先祖)を拝みなさい
ってのもある。
 
 
だって、神様は、拝まれたって喜ばない。
なぜかっていうと、神様には虚栄心とかないから。
 
 
親は人間だから、感謝されたら喜ぶ。
喜ばれたら、子どもだって嬉しい。
そこに笑顔の循環がうまれる。
 
 
きっと、その方が神様は喜ぶと思う。
 
神様のしあわせは、人がしあわせにしていることだと思うから。
 
 
 
コロナで、世の中が変わった、って言われる。
島マインドを持っていたから人間界に適応できなかったわたしにとっては、
 
 
人と適度な距離を保て、
面倒だった会議がなくなり、
電車が空いてて、
街が静かで、
10万円もらえて、
 
 
コロナで現実的に大変な目に遭っている人たちには本当に申し訳ないけど、
コロナは恩寵だった。
 
 
今「コロナが大変」って騒いでいる人の多くは、
 
「未来に起きるかもしれない」さまざまを恐れているだけであって、
 
 
現実に病気や経済的な困窮で苦しんでいるわけじゃない。
 
そういう人たちは、騒ぐ余裕なんかなくて、
対処するために行動せざるを得ないから。
 
 
 
わたしが持っていたのは、神様とのつながり。
ただ、それだけ。
実はそのせいで、今までは生き難かった。
たぶん、人とは別の神さまをみていたから。
 
 
暇どぅ黄金。
 
どうせなら、コロナが持ってきてくれた新しい生活様式を楽しみたい。
 
 
個人的には外出先での口腔内のアルコール消毒(飲酒)は早く認めて欲しいけどね。