おひとりさまの年越し | かんながら

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旅の記録です

 

夕方伊勢平氏おじさんから電話があって、なにごとかと思ったら、「転けて怪我した」って話だった。

 

娘が出かけて寂しかったんだな。

話し相手欲しかったんでしょ。

わかるよ、年末年始ってみんな家族んところに行くからね。

Stay Homeで特に。

 

 

 

なにわの審神者(さにわ)が、「年越し蕎麦食べろ」って言ってきた。

「え、出かける気ないよ」

「蕎麦は食べんとあかんやろ」

 

 

「一番いい蕎麦屋に行け。」

 

 

表参道の蕎麦屋といえば「鎌倉松原庵 欅」。

欅といえば槻(ツキ)。

ちょうどいいか、今年の締めには。

 

 

電話したが話中。

歩きながら何度かかけてやっと繋がったら、21時過ぎの予約ならとれて、しかもそばだけ、って言われた。

夜の9時過ぎにもう一度出かけるのは面倒だなって思った。

時間も30分くらいって言われたんだけど、

 

「一人なんで、時間は長くなくていいんです」

「おひとりさまですか。だったらどうぞ」

 

 

 
ってことで特別待遇。
すぐの予約にしてもらえて、つまみあれこれとお酒一合。
 
しかも風の森。
 
奈良の酒。
いつも桜井の行きつけの寿司屋で飲んでるあれ。
 
三輪山の神様の祝福。
 

 

 

人気店だけあって蕎麦はとても美味しかった。